ブログ

BLOG

「本クンナムの次は、クンナムイースト?ウソやろ?」

このところ黒御影石の相見積もりやご相談で、ヘコタレテいます凹
(今回のブログは、少し小難しくなりますので、お許しください)

会社のブリーフィングで、イーストの報告を受けて呆れましたね!

勉強しておいでになる方は、大丈夫だと思いますが、中には信じてしまう方がおいでになります。

営業マンは真実を知らされずに、販売しています。

マジで本物だと思って説明をしていますから、聞いている方は、「本当かな?」と思ってしまうんでしょうね!

今日は、黒御影石についてのボヤキです。

「インド黒御影は良くないので、中国産の黒御影がいいですよ!」と説明をうけたお客様がいらっしゃいました。

確かに最近のインド材の新石種での販売は、低価格を求めて、過って中国のいたるところで採掘がされたような状態で、紛らわしい名前の石種が、ドンドン出てきました。

最近は、インド材だから大丈夫なんて事は、言っていられなくなりました。

ただ中国産の黒御影石と言えば山西黒ですが、錆のリスクがあり品質にもバラツキがありますが、価格はインド黒御影のリーズナブルな石と同じくらいです。

私なら間違いなくインド黒御影のリーズナブル石種のご提案をします。

考えられるのは、黒御影石に対する見解の相違です。

左が山西黒、右が北大青

つまりお客様が求める黒が、何処までの黒をご要望かと言うことです。

左の山西黒の値段は、右の北大青の1.5倍くらい高額です。

真っ黒の石は、石の組成が違います。

硬くて加工にも手間がかかるので、どうしても高額になります。

お客様の予算が低価格だった場合北大青を薦めてくれる石材店は、親切な石材店です。

北大青を高く売ろうとか、価格競争の手段に使う石材店は信用できませんね!

つい先日も、本クンナムとかクンナムKの細目のご質問があったばかりです。

最近は、反則やり放題の値段競争になって来ています。

安い石材だけでは、売り上げが取れないと、ビックネームを安くしての販売を考えるんでしょうね!

本クンナムについては、何処の丁場で採掘の石なのか?をインド人に聞いても分かりませんでした。

クンナム村近郊丁場で、最初に採掘されていた石だろうという想像でしかありません。

クンナムK細目の話を聞いた時には、以前ボナコードを、ファイングレインの粗目として販売していた馬鹿者がいたのを思い出して中国に確認しました。

現在中国では、K・E・Sのどの丁場の石も単価が同じなので、粗目・中目・細目で分けて販売をしている工場が、増えて来たようです。

クンナムイーストの丁場は、小さな石しか採掘されなくなり、何年も前に閉山したのは、共通の認識です。

クンナムイーストと伝えても、インドでも中国でも「何ですか?」の世界ですね!

せいぜい年配者が名前を知っている程度です。

石が仮に残っていても、インドにも中国にも、墓石をつくれる大きさがあるとは思えませんね!

石は自然の物で旬がありますから、いい石が出ていたなら、誰もがわれ先に飛びついて、無くなってしまいます。

ある中国工場からの連絡で、クンナムKの石目が若干小さい石を、イーストの代替品として販売したことがあるそうですが、クンナムイーストとしては、販売はしていないそうです。

何となくその辺りが真相なのかとも思えます。

これがインドと中国と私の見解ですが、売っている業者は、イーストだと言い切るでしょうね!

何処より東だからEなんて売っていた会社があるくらいで、ハッキリした基準が無い物には、言ったもの勝ちの何でもありになりがちです。

もちろん悪魔の証明ですから、無い事の証明は出来ないです。

怖いのは、あるかもしれない!あるそうだ!になって行くことです。

大昔の本クンナムを持っている!なんて誰かが言い始めたら、あるかもしれない!になって行く事です。

だって、だ~れも知らない訳ですからね!

石材産業協会もクンナムという証明は出せても、意見が分かれるクンナムの丁場名の証明まではしてくれません。

クンナムの名前を付けた全く違う石が、ドンドン出て来ています。

その全ての石が良くないとは思いませんが、クンナム8等は、名前だけクンナムで、意外に高い販売価格の割にはハズレです。

クンナムとサンプルを並べて比べれば、どなたでも分かりそうなものですが、僅かな値段と石材店の説明で、買ってしまうんでしょうね!

中国だけではなく、インドも沿岸部から発展して来ています。

クンナム村もチェンナイ(インド東岸の代表的な貿易港)から南南西に3時間位の距離です。

インド黒御影のPANと並んで、ツートップを担って来た実績のあるこの美しい石は、個人的には、スウェーデンブラックと比べても、見劣りしないと思っています。

近い将来完全に閉山になり、手が出ない位の希少品になると思います。

綺麗なクンナムを丁寧に磨き上げて、あと何基おつくり出来るかと思うと寂しくなりますが、代わりにドンドン新しい石も出て来ています。

新しい石種サンプルの角度を変えて見たり、指で擦ったり、水を垂らしてみたりして、知らない人が見たら絶対変なジイサンです。

何もかも変わって行きますが、これからもお客様の予算の大小にかかわらず、綺麗な石、確かな石で墓石をおつくりしたいと思います。

私たちにとっては、何百、何千の内の1基ですが、お客様にとっては、一生に一回のお墓づくりだと言うことを、忘れない様にしたいと思います。

業者だと思いますが、HPをコピーされまくって、そのまま掲載されている事が頻繁にありました。

正直な石材店さんは、ここから引用しましたと掲載もしてくれていましたので、読んでもらっている事を嬉しくもなりました。

しかし断りもなく一言一句そのまま載せるなんて、

「少しは自分の言葉でつくれよ!」「こちとら地べた這いずって、集めた資料を簡単に商売に使いやがって!」と思うことや、紛らわしい表現をすると、間違った解釈で拡散する可能性もあるかとも考えて、しばらく更新していなかったページがありました。

黒御影の反則が増えているようなので、石で騙されない為の基礎知識(黒御影編)を少しだけさわりました。

当たり障りのない変更ですが、ご覧になってください。