騙されるな!墓石の値段・お墓の相場や価格の仕組みが分かります。

value_of_ohaka

(投稿日) (最終更新日)

ある人には「50万円くらい」でお墓を建てたと聞いたけれど、同じような墓石なのに、他の人からは「300万円くらい」でお墓を建てたという話を聞くと、お墓を買うのに、「どれだけお金がかかるのか?」「相場ってあるのか?」不安に思われる方も多いかと思います。

分かりにくい物だから、粗悪なお墓をつくられたり、ボッタクリは、不安ですよね!

価格ももちろん大切ですが、価格だけにとらわれて、質の部分で騙されない様に分かりにくい墓石価格の仕組みを、わかりやすくご説明いたします。

例えば、二つの墓石のデザインを比べてみてください!

一般的な大きさの墓石

石材使用量を抑えた墓石

よく似ていますが、値段が違いますよね!

安い分石の量が少ない設計です。

外柵の高さ、厚み、門柱の高さ、入り口の敷石の厚み奥行の違いが分かりますか?

お墓を建てた時に、お隣と比べて小さく感じるかもしれませんが、石材使用量を削っても、強度を保った設計や施工であれば、問題はありません!

お墓づくりでは、色々なテクニックで、価格をコントロールできます。

価格を比べることも、もちろん有効ですが、相手は百戦錬磨の強者です。

素人の値段の駆け引きだけでは、間違いなく騙されます。

安く購入したつもりの墓石が、実はそれ以上に安くつくられた粗悪品かもしれないと言う事です。

いいお墓を適正価格でおつくりしていただける様に、騙されない為の基礎知識を、少しだけ身につけてください。

ここでは、同じような墓石なのに、「どうしてこの様な金額の差が生まれるのか?」「どうすればもっと安くお墓を買うことができるのか?」という事の具体例を、騙されやすいポイントを解説しながら、ご説明してまいります。

まわりの人はいくらでお墓を建てている?気になるお墓にかかる費用の相場!

「まわりの人は、一体どれくらいの金額でお墓を建てているのでしょうか?」

一番知りたいのに、なかなか教えていただけないのが、お墓の金額です。

墓石に関する消費者意識調査(日本石材産業協会)によれば、「墓石を購入する場合、石材店に求めたいもの」は、「値段が手頃なこと」(57.8%)がダントツ1位でした。

ズバリ、値段=お金ですね。

それでは、まず、「まわりの人は、一体どれくらいの金額でお墓を建てているのか。」 その、参考になる調査資料をご紹介します。

※株式会社鎌倉新書 第9回 お墓の消費者全国実態調査のデータより引用

こちらは、永代使用料(墓地代金)を除いた、墓石「工事代金を含む」だけでの金額になります。

40万円~120万未満までで、半数以上の割合を占めており、まさに平均金額の114.3万円あたりが、墓石の購入金額の目安になります。

上記はお墓の種類別平均グラフになります。

思っていたより高いですか?それとも安いですか?

※これはあくまで、全国の平均値のお話しで、地域差もあり、同じ地域でも霊園や墓地、お墓の大きさで全く違いますので、高ければいいお墓ではありません。

参考程度にお考え下さい。

納骨堂や樹木葬は墓石よりも安いといったイメージが浸透しているようですが、実際のところはこれくらいしか変わらないという結果となっています。

騙されるな!ミニ知識!①(お墓の維持管理)

残された方に負担がかかるようなイメージを持たれている方もいらっしゃいます。

実は、公営霊園や地域墓地でお墓を建てた場合は、墓石の方が墓じまいを含めても、費用が少なくて残された方のご負担が少ないケースが多いのです。

お一人様であれば、納骨堂や樹木葬がお値打ちですが、ご家族がいらっしゃる場合、そこに入る人数によって金額が加算されていきます。

先の事まで考えたら、何人でも入ることができるお墓の方が、結果的にはお値打ちになります。

納骨堂や寺院墓地では、勝手に典礼を行うことが出来ませんから、他寺院のお坊さんを選ぶことが出来ません。

お布施の相場も決められてしまいますので、お参りの度に、ご負担をかける事にもなります。

お墓を建てるにはまず墓地を決めよう!

お墓の総額は、永代使用料(墓地代)と墓石代金の合計になります。

お墓を建てるにはまず、お墓を建てる場所「墓地」を決めなければいけません。

「自宅から近い場所がいい!」とか「バス停や駅が近くの霊園がいい!」など、今後お参りに行く際に不便にならない様な墓地が欲しい物です。

でも気になるのは、購入費用ですよね!

永代使用料(墓地使用料)は、地域や霊園で大きな金額の違いがあります。

公営霊園でも、同じ二平米でも500万の地域もあれば、5万円の地域もあります。

また民営霊園や寺院墓地では、全く条件が違いますので、更に詳しくお知りになりたい方は、墓地・霊園の後悔しない選び方をご覧ください。

永代使用とよく似た言葉で、よく勘違いされるのが永代供養ですが、全く違う物です。

永代供養をお知りになりたい方は永代供養って何?値段の相場と 一般的な墓石との違い!を参考にされてください。

石材店の利益率は販売の仕方をみれば一目瞭然!良心的な金額で建ててくれる墓石店の見つけ方。

墓石金額の内訳は

原石の値段+加工代金+施工代金+石材店の利益墓石の金額

となっております。

墓石の価格で、最も大きな金額を占めるのが石材店の利益です。

利益率が高い会社は、それだけ儲けなければ経営が成り立たない「経費率の高い会社」だと言えます。

会社で違いますが、一般的に大手石材店の利益率が70%、中堅や老舗(地元)石材店が60%、良心的な石材店が50%、無店舗販売が40%位で、経営が成り立つと言われています。

例えば、原価が50万円かかる墓石の場合の販売価格は

石塔:北大青 外柵:G623 間口1m×奥行2mサイズの場合

    • 利益率70% 「大手石材店」 167万円

    • 利益率60% 「中堅・老舗」 125万円

    • 利益率50% 「良心的な石材店」 100万円

  • 利益率40% 「無店舗販売」 84万円

((株)かしこは、カタログ経費を圧縮して、更に低利益で経営できる様に、価格表もHP上に掲載しました)

では何故40%~70%の利益が無ければならないのでしょう?

それは、利益の中に、石材店を経営していくために必要な経費が含まれているからです。

石材店を経営する上で必要な経費

①店舗、展示場、工場等の維持管理費

②営業、事務、施工、TELアポインター等の人件費

③霊園販売における販売権獲得(指定石材店)のための投資

④工場の加工機材、施工機材(ユニック車)の維持償却費

⑤葬儀社、寺院、金融機関等の団体への紹介手数料

⑥比較サイト、紹介サイトの紹介手数料

⑦チラシ、看板、DM等の販促費

⑧メディア(テレビ)等出演料

⑨カタログ作成、郵送料金

中でも③の指定石材店になるための投資には、投資がされています。

また、常駐で営業を行う、営業マンの人件費もかかりますので、投資した分を回収するためには、通常の何倍もの金額で墓石を販売しなくてはなりません。

値段の交渉をされたり、難しい要求された場合は、墓地を売らなければいい訳です。

指定石材店は、多額の投資の回収をしますので、安い墓石を選んでも、最低限300万円の利益が、必要などの決まりごとがありますから、公営霊園の様な金額で購入はできません!

墓じまいも指定業者以外では、出来ませんので、高額になります。

価格の決定権を、指定石材店が持っていますので、民営霊園や寺院墓地購入は、それを覚悟の購入になります。

経営者が何度も変わってしまう民営霊園や、ご住職の跡継ぎが不在で、お困りの方が多いです。

地域で墓地事情が異なりますが、求めることが出来るなら、公営霊園がお薦めです。

また、葬儀社・寺院・見積もり比較サイトなどを経由して石材店にたどり着いた場合、その紹介料は墓石総額の10%~30%が一般的で、その分高く販売しないと利益が残りません。

上記の石材店を経営する上での必要経費を、多用している会社・石材店では、お墓の金額は高くなっていると思っていただいて間違いありません。

ただ、墓石業界はこういった大変高い経費率の体質で経営が成り立ってきていますので、昔ながらの経費率が低い石材店の中にも、70%くらいの粗利を取るのが常識とか相場だとかいっている所も未だに残っているので注意が必要です。

あまりにも、高いと感じた時には、他の石材店と見積もりを比較してみましょう。

見なければ損をする!石材店(墓石店)の選び方!墓石の見積書、反則ランキング・ベストテンを参考にご覧になってみてください。

また、費用の目安にしていただける様に参考価格表をおつくりいたしました。

参考価格表①

こちらは、既存のカロートの上にインド産黒御影石の新YKDの石材を使用して、関東型8寸和型墓石を建てた場合にかかる費用の内訳です。

項目 品名 参考価格 備考
石材費 墓石(新YKD) 43万2千円 墓石の大きさ・石材の種類によって金額は変わります。
基本文字彫刻代金も含まれます。
工事費 石碑工事費 6万円 石材使用量で変わります。
耐震用コーキングボンドを使用した施工法です。
ステンレス金具一式 8千円 ステンレス製花筒が1対と線香皿が1枚です。
合計 50万円
消費税(8%) 4万円
合計 54万円

※カロートがない場合は、別途カロート作成費用がかかります。

参考価格表②

こちらは、1㎡の墓地に既に外柵が存在している墓所に、中国産G623の石材を使用して洋型の石塔を建てる場合にかかる費用の内訳です。

項目 品名 参考価格 備考
石材費 墓石(G623) 27万円 墓石の大きさ・石材の種類によって金額は変わります。
工事費 石碑設置工事 5万円 石材使用量で変わります。耐震用コーキングボンド仕様ステンレスコーナー仕様です。
ステンレス金具一式 8千円 花立て1対とロウソク線香立て
砂利施工費 1万円 1㎡:1万円必要です。広さで金額が変わります。
合計 33万8千円
消費税(8%) 2万7千円
合計 36万5千円

上記の金額は、ほんの一例です。

騙されない為にも、どんな石で、どんなお墓が、幾らぐらいが相場なのか?具体的な金額を、知っていただきたいと思います。

人気デザインベスト30安い値段でつくる墓石の種類とデザイン(形)の価格表をご参考に、ご予算のご検討をされてください。

ご自身のイメージに近いお墓の大きさ、デザインがございましたらご参考にしてみてください。

ここより先は、お墓の価格が決まる仕組みどうやって自分がほしいお墓を作っていけばいいのかについてお話しいたします。

石材の種類を変えるだけでどれくらい金額が変わるの?

「石の種類でどれくらいの金額の違いがあるのか?」と言ったご質問がよく受けます。

例えば、関東型和型9寸墓石で、御影石の中で最も安価な中国産G623を使用した場合の墓石代金を50万円だったと仮定しますと

その墓石の大きさのまま、石材を国産材ブランド石、愛媛県産伊予大島石の特級に変えたとしても90万円ぐらいです。

関西型9寸 中国産G623
45万円

関西型9寸 愛媛県産大島特級
100万円

(比較のため、中国加工、文字彫刻、施工代金、ステンレス小物を含む完成価格です)

原石のブロックの価格は、8倍以上違いますが、価格は8倍にはなりません。

庵治石(香川県)、本小松石(神奈川県)の様な一部の希少品を除けば、墓石の大きさが同じ場合、このくらいの金額しか変わりませんので、ほとんどの石材がこの価格帯(プライスレンジ)に入ります。

ここでご説明をしているのは、原価から考えた墓石の値段で、日本の石だから最低100万円は儲けたい石材店が沢山います。

この人たちは、お客さんの顔色を見ながら価格を決めていますので、騙されない様にしてください。

詳しくは、墓石の価格を比較(かしこいお墓の作り方)をご覧ください。

墓石の才数って何?才単価と石材使用量の関係!

パッと見の大きさで、墓石が大きければ高額になり、小さくなれば安くなるだろうというのは誰でも想像できるかと思います。

ただ、どれくらい大きさに差があるのかいうのは中々イメージしにくいのではないでしょうか?

そこで、石材業界では墓石の大きさを表す指標として「才数」という単位を利用しています。

「才数」とは石材の使用量を表す単位で、昔ながらの尺貫法(尺・寸)が基準となっています。

縦1尺×横1尺×高さ1尺の立方体を1才(30.3㎝×30.3㎝×30.3㎝=27818.127㎤=0.0278㎥)といいます。

10才は、1石(1才0.0278×10=0.287㎥)になります。

つまり、お墓の才数の合計が30才であれば、1尺の立方体のものを30個使用して、お墓をつくったと言う意味になります。

業者間と小売店で使用されている才単価は意味が違う?

業者間で使用する場合の才単価は、才単価原石の価格+加工料+物流費+石材商社のマージン(仕入が工場直接であれば、商社マージンはかかりません)で、小売店の仕入れ金額です。

石の良し悪し、加工の方法、商社の益率で価格が違います。

小売店が販売に使用する才単価は、才単価小売店の仕入れ金額「業者間の才単価」+施工代金+小売店の利益を足した金額です。

この場合、才単価が50,000円の石材を使用したとすると、墓石を大きさ「才数」が10才だった場合、

才単価50,000円×10才(墓石の才数)500,000円なので、小売店の販売価格が500,000円ということです。

「小売店の才単価」大変分かり安く感じますが、墓石の大きさが変わると、この才単価が変わってきますのでご注意ください。

騙されるな!ミニ知識!②(才単価販売)

アバウトな概算ですが、上記の50万円の墓石の内訳を仕入金額15万円+施工代金15万円小売店利益20万円50万円とします。

墓石の大きさを30才にした場合 仕入金額43万円施工金額25万円石材店利益37万円100万円くらいが相場で才単価50,000円×30才で150万円にはなりません。

10才・50万円の墓石

50万円

才単価50000円

30才・100万円の墓石

100万円

才単価33300円

仕入金額も才あたりの物流コストが下がり、10才でも30才でも施工をする為に必要なユニック車・機材・現地まで行く回数は同じです。(経費も3倍にはなりません)

良心的な石材店なら3倍の60万円を儲けようとはしないでしょう。

したがって、才単価は100万円÷30才=約33,300円になります。

金額が分かりやすそうなので、簡単に陥ってしまうのが、才単価販売です。

墓石の価格は、才単価だけでは出せません!騙されないようにしてください。

石材使用量「才数」は、使用した石材の量であって、墓石そのものの体積ではありません。

縦×横×高さが30.3㎝の立方体を何個使って墓石をつくったのかという計算になります。

例えば、三角錐のデザイン墓石をおつくりすると、削り取られた部分の石材も使用量に含まれます。

墓石はノミで切り落として加工して行きますから、ロス部分で何か他の部材をとる事が出来ないからです。

三角柱の体積の部分だけでなく、直方体すべてが石の使用量になります。

当たり前のことですが、小さい墓石は安く、墓石が大きくなれば、石材使用量、加工費、物流費、施工代金が増えますから、墓石の価格は上がります。

ここに注意!

国産材・外国材を問わず、石種によっては大きな石が採掘されないために、大きな部材を注文すると、納期や金額が割増しになる場合があります。

大半が8尺(240㎝)の大きさの原石ブロックの石種で、300㎝以上の部材を要求すると、大きな原石を探さなくてはなりませんので、その大きさが希少価値になります。

騙されるな!ミニ知識!③(石材使用量)

墓石の形や施工で違う石材使用量

石材使用量の多い順に並べました。

外柵(囲障)を一つの部材で作ってあります。

石材使用量は削ってありませんが、頑丈なお墓が出来上がります。

外柵(囲障)の部材が二つの部材に分かれています。

一つの部材でつくれるのに、二つになっているのが、不自然だと思いませんか?

下の部分の石の厚みが削ってあるのです。中はコンクリートで板石が貼ってあるだけです。

外柵(囲障)の部材の下がコンクリートになっています。

下の部分を石で貼るのを止めて、コンクリートづくりです。

下記のデザイン墓石の画像ですが、左墓石の外柵がコンクリートになっているのが分かりますか?

左右や後ろに墓石がある場合、目立たない様に石材使用量が削ってあります。

狭い墓地ではそれほど違いませんが、厚みのある外柵で、10平米以上の墓地の場合には、数十万以上の違いが出てきます。

下の画像は、墓所周りの敷石です。

通常は一つの石でつくりますが、石が貼り合わせてつくってあるのが分かりますか?

中はコンクリートか採石などの安い石が詰めてあります。

石材の使用量に合わせて、物流費や施工費が変わってきますので、墓石の原価に大きく関係してきます。

この様に石材使用量を減らして、安いと思わせて、実は儲ける事に躍起になっている石材店も多いのです。

特に地上カロートのカロート部分は、醜く削ってあっても、外から分かりにくいために、強度を無視してまで、削っている業者も登場しています。

構造や施工を考えないで、見かけの大きさと価格だけを見ていると、将来大きな費用の負担がかかります。

デザイン、石材、構造、施工等の条件を同じにして、初めて騙されない相見積もりになります。

墓石のデザインで金額は変わるの?

墓石の形や大きさは、地域によって大きく差があります。

一般的に和型墓石は石の使用量が多めで、標準型の洋型墓石は石の使用量は若干少なくて済みます。

ただ、近年のデザイン墓石は、和型よりも石材使用量が多くなることもあります。

デザイン墓石が高額な理由!

デザイン墓石は、立方体を積み上げた形と異なり、オリジナル性豊かなカットや曲線を使用する場合が多いので、石材使用量が増えたり、特殊加工や手間のかかるデザインを使用すると、通常の加工代金とは別で費用が発生します。

影彫り・象嵌・立体彫刻・蓮華台・銀杏面加工などは特殊加工に分類されますので追加料金が発生します。

追加料金を出してもらいながら、予算の検討をしましょう。

墓石の文字彫刻方法と特殊加工を参考にしてみてください。

またデザイナーズ墓石は、そのデザインに対してのロイヤリティが発生しますので高額になります。

勝手にデザインを盗んだりすると、著作権侵害になりますので、注意が必要です。

納骨形式の違いによっても金額が変わる!

納骨形式は地域で違いますので、納骨室(カロート)の作り方や広さで、石材使用量や施工代金が変わってきます。

※はっきりとした境目があるわけではないですが、関西、名古屋を中心に、土に還すタイプの納骨室、富士川から東の地域や九州地方は、骨壺での納骨が多いです。

・地下カロートのお墓にしたいのか?

・地上カロートのお墓にしたいのか?

・骨壺の大きさ何寸なのか?

・何個分の骨壺を収蔵したいのか?

など、ご家族で前もって相談しておきましょう。

地下納骨タイプのお墓

地上納骨タイプのお墓

低床型デザイン墓石

近年、耐震性が強く石材使用量が少ない低床型のデザイン墓石が増えて来ています。

和型の場合は、形が似ているので、墓石の高さ、外柵の高さ等を、どうしてもお隣と比べると気になってしまう場合があります。

洋風墓石やデザイン墓石は、隣接するお墓の大きさを気にすること無く作る事ができますので、石材の使用量をコントロールしてお値打ちに作る事ができます。

地上(GLより上)に納骨室をおつくりすることも、地下におつくりすることも出来ます。

詳しくは、墓石の文字彫刻方法と特殊加工お墓(墓石)の構造と、構成している各部の名称をご参考になさってください。

複雑なデザインにすると墓石は高くなるの?

複雑なデザインの墓石を作りたいと思ったときに、まず初めに知っておかなければいけないことが、「国内で加工する場合」と「海外で加工する場合」では、同じデザインであっても大きく金額が違うという事です。

海外で加工する場合は、特殊な加工でなければ、余分に加工賃が必要になる事がありません。

国内加工の場合は、加工の難度で、料金がドンドン上がります。

上記の花立てを例にあげると、海外加工であればどちらの花立ても料金は同じになりますが、国内加工だと右側の花立ては割増料金です。

石材の使用量が同じでも、直線的な加工以外は加工賃が何万円も跳ね上がります。

そのため国内加工の場合は、墓石の仕様やデザインが決まらないと見積りが出るのにも時間がかかります。

シンプルなデザインなら、加工賃に大きな違いはありません!

紛らわしい言葉「国産墓石」とは?国内で採れた石材を国内で加工された墓石を「純国産墓石」とか「国内産、国内加工の墓石」と言います。

日本で採掘された石をなら、中国加工した墓石でも「国産墓石」・「日本の墓石」、難しい加工の部材を中国で加工して、「国内加工」と言う曖昧な表現で販売がされています。

法的にはグレーゾーンですが、高額で販売されているので、注意が必要です。

国内加工でも安くつくる方法はありますので、墓石を国内加工するメリットと安く作る方法を参考にしてみてください。

墓石の産地と加工地

日本の石でご説明をしますが、石を墓石に加工する時、色々な加工地と加工の方法があります。

日本の職人が加工、中国に輸出した石を中国人が加工して輸入、中国に日本の石を運んで加工のみを委託、難しくて加工賃が高い部材のみを中国で加工する場合では、加工賃が変わって来ます。

日本人の名工と呼ばれる方につくられれば、確かにいい墓石ですが、お値段もいいです。

国産石材と国内加工で騙されると、大変大きな金額ですからご注意ください!

騙されるな!ミニ知識!④(産地証明)

今日では、日本の石の多くが中国に輸出されて、中国加工でも国産墓石として販売されています。

しかし日本の石の国内加工には、必ず産地証明、加工証明、販売証明が付きます。

世界中の石が中国加工されて輸入されていますが、海外で加工されて輸入された石の産地証明で信用できるのは、販売者の証明でしかないのです。

証明書を出している団体の鑑定人が何処の霊園のどの区画の石種は、○○ですと言う証明書では無いのです。

ワザワザ遠隔地まで出向いて、日本中を鑑定して回るのは不可能です。

中国の商社の産地証明で、施工された墓石の証明など、中国が確認しに来る訳が無いからです。

輸送の途中で入れ替わっているかのしれないのに、墓地まで来ないで、どうやって証明出来るのでしょうか?

墓地を購入する際は、工事のしやすさも気にしておいたほうがいい理由とは?

お墓を建てるときには、墓石代金だけではなく工事費というものが発生いたします。

工事費は、どこの墓地に建てる場合でも同じというわけではなく、墓地の場所や立地条件、大きさによって金額が変わってきます。

どういった場所だと工事費用が余分にかかるの?

墓石の工事を行うにはクレーンが必要になります。

クレーンを搭載しているユニック車は普通自動車が通れる幅の道幅があれば何とか通れるので、自動車が通れる道から墓地までの距離がどれくらいあるのか?が重要なポイントになります。

近くに道路がない場合は、車を止められる位置から、墓所まで、キャタピラーなどで運搬する必要がありますので、墓所までの道幅、途中に階段があるのか?などがポイントになります。

また、近くまでキャタピラーで荷物を運搬できたとしても、周りに墓石がひしめき合っている場所だと、小型クレーンを使用できない場合があります。

機材が使用できないときは、三脚などをつかって、人力で墓石を建て上げなくてはならなくなりますので、職人の人数が必要になり、人件費が余分にかかったりもします。

※山の斜面などの墓地で大型のクレーンを使う場合や、人件費が余分にかかる場合だけは別途費用がかかると覚えておくといいでしょう。

日本は地震大国!墓石にも耐震施工・耐震構造は欠かせない

大きな震災で墓石の倒壊が発生した場合、多額の修理費や建て直しの費用が発生したり、隣接するお墓にご迷惑をかけてしまう事もあります。

石材店によって使用する資材が違いますが、主に使われている物は、耐震用のコーキングボンドセラミックボンド耐震ピン免振ジェルステンレスコーナー金具パワーアンカー等です。

墓石の大きさ、構造、デザインに合わせて必要とされる耐震施工を行います。

金額的には3~6万円くらいです。

墓石の図面を作成する段階から、強度計算を行って設計する必要があります。

施工方法だけではなく、構造上の強度も考えて、提案してくれる石材店に相談しましょう。

できるだけ安くお墓を建てたいと思っている方も多いと思いますが、石材使用量を削りすぎたり、施工方法で手を抜けば、譲りたくない強度に目をつむる事になります。

僅かな費用で安心が買えるので、耐震性については疎かにしない様にご注意ください。

墓石の基礎工事・耐震施工と費用(価格)を参考にされてください。

必要以上の基礎工事を行うのは過剰品質です!

出来上がってしまえば見えなくなる部分ですが、長い年月に渡ってお墓を支える基礎工事は大変重要です。

墓地の地盤状況や、墓地の広さ、墓石の大きさ、お客様のご要望で施工の方法や金額は変わってきます。

ただ、やみくもに過剰な基礎工事を行っても費用の無駄になるだけで、お墓の大きさにあっていない基礎工事は過剰品質になります。

過剰品質な基礎工事とは?

例えば基礎の厚みの場合ですと、墓石の石材使用量が30才であれば尺基礎(30㎝)もあれば十分な基礎の厚みですが、10才の墓石に尺基礎は過剰品質です。

10平米以上の広い墓地に、小さな墓石をつくる際、布コンクリート工法で墓石が乗る部分だけに基礎工事を行います。

墓所の基礎を全て鉄筋コンクリートで覆うベタコンクリート工法は、墓所全体で墓石を支えますので強い基礎ですが、大きな墓石でない場合は、費用がかかり過ぎるので、費用対効果を考えるとお勧めできません。

(3平米まで位の墓地なら、ベタ基礎も尺基礎も費用はそれほど変わりません)

墓地の地盤がゆるい場合は地盤改良パイル(くい打ち)コマブロックD-BOX工法等がありますが、施工方法で金額が変わります。

基礎工事の費用は、地域で違いますが、1平米で6万円程度です。

それ以降、1平米追加ごとにプラス2万円くらいが相場です。

(1平米でも業者がトラックで墓地まで行かねばなりませんので割高になります。)

騙されるな!ミニ知識!⑤(基礎工事)

最も騙され安いのが、「当社は尺基礎です。頑丈な基礎工事に拘っていますから」と説明を受けたとします。

基礎工事だけの説明では無いし?尺基礎と言っているし?それなら大丈夫だろうと思ってしまいませんか?

特に広い墓地では、ベタ基礎なのか?布基礎なのか?の確認をしてください。

施工内容も、石材使用量も、同じ条件で比べないと意味がありません!

大きさが同じでも、新車価格のレクサスがカローラの価格にはならないのは、仕様が違うのは、皆さんご存じです。

墓石の内容を考えないで、大きさと値段だけで駆け引きしても、利益を取ら無い石材店はいません!

必ず利益を取りに来ます。

親切に説明をしてくれ、お値打ち価格で、いいお墓をつくってくれる誠実な石材店を選びましょう。

ベタ基礎と布基礎についても、詳しくは、墓石の基礎工事・耐震施工と費用(価格)を参考にされてください。

①指定石材店制度のある墓地や、工事が難所の墓地を購入しない!

②安くても、性能が良くて、気にいった色や石目の石材を選ぶ!

③シンプルなデザインにする!

④過剰な施工を要求しない!

あとがき

今日では、情報や販売が変わって、消費者の購買のスタイルも変わりつつあります。

車や保険もネットで安く購入出来る時代になってきました。

お墓も同じです。

誰だって80万で買える墓石を200万で買いたくは無いですよね。

だからといって、安くても粗悪品を購入したくはないはずです。

このHPには、国産材から外国の石まで、多数のデザインで価格を表示いたしました。

ご予算からも、お墓づくりをご検討していただける様に、価格表をおつくりしました。

「これ位の墓石なら、これ位の予算からつくれるんだ」等、デザインやご予算ご検討の目安として使用してください。

安い値段でつくる価格表人気デザインの価格表国産墓石の価格表はこちらです。

当社への無料のご相談、お見積もりをご希望の方は、

フリーダイヤル:0120-953-574

メールアドレス:mail@kashiko-ohaka.com

LINE:電話番号検索(058-322-9888)株式会社かしこ

までお気軽にご連絡ください。

(自社のお墓づくりを基準におつくりしています、お墓の外観その他で、個人的な感想も交えてご説明しておりますが、石材店ごとに考え方が違います)