墓石の基礎工事・耐震施工と費用(価格)

CONSTRUCTION

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墓石には、建築基準法のようなものがありません!

地域の墓石店が、独自の形や施工方法で作って来た歴史があります。

工事の方法も機材も、昔とは全く違ってきています。

ここでは、知っていて頂きたい墓石の施工のご説明をさせていただきます。

画像を見ながら少しだけお付き合いください!

今回、ほんの少しだけ勉強されて、石材店に聞いてみてください。

シドロモドロになり、「任せてください!頑丈につくりますから!」だけの説明で、親切に説明してくれなかったら、正直な石材店では無いかもしれませんね!

いいお墓を安くつくるには、施工も含めて墓石の値段の検討をしてください!

基礎工事について

お墓の壊れる大半の原因は、品質ではなく施工上の問題です。

基礎工事は、建てた後には見えない部分ですが、何年も先のことを考えれば一番大切な部分です。

ここで必要なのが、墓地確認です。(地形や周辺の墓石の施工状態や傾き、時には墓地地面を掘って確認します。)

当社では地盤の強度や、墓石の大きさに合わせ、少し強めの基礎工事を行います。

「もちろん基礎工事をやりますよ!」だけの説明で信用してしまったり、頑丈な基礎工事が売りの石材店に、過剰品質の基礎工事で、高額の墓石を買わされない様にしましょう。


大切なのは、墓石の価格が、高くならないように、必要にして十分な施工です!

尺基礎(30センチの基礎)

最初にご説明するのは、大きな墓石や、地盤を強くしておきたい場合の頑丈な基礎工事です。(寒冷地では、凍結や霜対策で更に深い基礎工事を行います)


まずはじめに、鉄筋コンクリートの基礎を作るために、墓所を掘削します。

ここで、岩盤が出てきた場合は、それを利用しての基礎工事になり、水が湧いてきた場合は、コマブロック、D・BOX工法などの検討をします。(ご契約後、どんな追加対応をしても、当社では追加料金は頂いておりません!)


地盤改良のために割栗を敷き詰めます。

隙間なく敷き詰めることが大事で、少し入れただけの割栗では意味がありません!


目つぶし(割栗の隙間を埋めるために)に40-0の砕石をいれます。

割栗が見えないくらいまで、目つぶしを入れます。


ランマーで転圧して地盤を固めます。

この工程で、40-0の採石が隙間を埋めて行きますから、強い地盤に改良されます。


コンクリートを流しいれるための型枠つくります。

お隣の墓石に傷をつけないように、丁寧に作業を行います。


鉄筋を使用して固定、交差する部分を結束します。

鉄筋の太さは、D10=直径10㎜(通称トーミリ)か、D13を墓地の広さや墓石の大きさに合わせて使用します。

ピッチは20センチ以下の結束が基準です。


鉄筋の下にスペーサーをいれて、鉄筋を浮かせます。

この画像では、鉄筋の強度を上げるために、四か所に斜めのハリを入れました。


生コンを入れます。

JIS規格の生コンクリートを入れていきますが、生コンの厚みは、250~300ミリで、ケースバイケース、過剰品質にならないように判断します。

画像は、通常よりも若干強度の高い21-18という生コンを使用しています。


十分に乾燥させて完成です。

墓地全体を基礎工事することを(ベタ基礎)と言います。

広い墓地では、費用を抑えるために、墓石などの重たい物が乗る部分だけに、基礎工事をする方法もとられます。

ここがポイント!

鉄筋はコンクリートが割れないために、入れられています。

石材店が販売したいためのセールストークとして、太い鉄筋や短いピッチの結束の提案をします。

鉄筋は、太さやピッチの説明をしやすいので、太い物を使うと頑丈な工事に感じますが、コンクリートが割れないための物です。

コンクリートの強度をどうやって保つのかが大切なわけで、鉄筋が太ければ頑丈なわけではありません!

「頑丈につくります詐欺」にはご用心です。

また、お客様のご相談で「他社は、鉄筋を地面に差し込むと、水で鉄筋が錆びるから、当社はスペーサーを使います」と売り込まれたそうです。

スペーサーはコンクリートの中央に鉄筋を持ってきたいための物です。

鉄筋を支えるものであれば、石でもかまいません!

元々コンクリートには、水分が含まれていますから、間違った説明です。

基礎工事(基礎石仕様)

ここでは、リーズナブルですが、頑丈な基礎工事の方法のご説明をさせて頂きます。

多くの場合、鉄筋コンクリートの仕様が望ましいのですが、時には鉄筋での基礎工事をしても、地盤が大変緩くて有効ではない場合などは、費用ばかりがかかってしまいます。(水田の中や川の近くで、地盤の緩い地域で造成された墓地に多いです)

墓地の地盤全体が動いた場合は、一軒だけの基礎工事が頑丈でも有効ではありません!

また墓地の広さが狭く、洋墓や小さな墓石をお建てになるケースでは、上記の様な頑丈な基礎工事は、過剰品質になることがあります。

その様な場合では、胴抜きにした基礎石を埋め込むことで基礎工事の代わりにしています。


初めに墓所を掘削して砕石を入れランマーで地固作業を行います。

ここまでは通常の基礎工事と同じです。


バサ(セメントと砂を混ぜたもの)を入れ、ワイヤーメッシュを入れます。

メッシュは、鉄と鉄を溶接してありますので、見かけより強いです。

当社は、6㎜のワイヤーメッシュを使用しています。


その後、胴抜きにした基礎石を入れますが、この上に墓石が建ちます。

中央のスペースが、カロート(納骨室)になります。

なぜ胴抜きにした基礎石が必要なのかは、接ぎ合せた石だと地中で長い年月の間に、石同士がズレてしまって、隙間が出来るのを防ぐためです。

大きな基礎石を使用する場合は、墓地の条件も関係してきますが、石でつくった基礎を埋め込むような方法です。

一日で建てることも可能で、コストも抑えることができ、鉄筋コンクリートの基礎に近い強度が期待できます。

墓地確認をすることで、最も有効でコストも抑えることが出来る施工のご提案が出来ます。

同じ物なら少しでも安い方がいいですよね!過剰品質でつくるのは止めましょう!

コマブロック工法

地盤がゆるい事を、少しでも改善して欲しいお客様のご要望で、基礎工事を支えるものとして、コマブロックを入れます。

墓地の広さや墓石の大きさで使用するグロックの数が違いますが、一個当たり数千円の費用で、入れることが可能です。

ここに注意!

「エッ!こんなになっていたの?お墓の事なんか分からないから、石屋さんに任せるしか無かったもの!」

お墓の基礎工事や納骨室の作り方なんて、業者じゃ無いとわかりません!

以下の二つの画像は、悪い据え付け工事の例です。

コンクリートだけで、中央の土の部分に遺骨を置く方法で、カロート(納骨室)がありません。(この砂の上に、お骨を置くだけなんて考えられません!納骨室はお墓で一番大切な所です)

この工事を基礎工事と説明している石材店もありますのでご注意ください。

「うちは創業○○年です!安心して任せてください!」

なんて、信用できませんよね!

昔からやっている方法が正しいわけでは無いのです!

隣町の石屋さんは、全く違う施工方法をしているかもしれません!

基礎工事の方法や納骨室(カロート)の作り方は、必ず確認してください。

この画像はカロート(納骨室)が、つくってありますが、墓石を支えるために、ホームセンターで198円のコンクリートブロックが埋めてあります。

これでは、重い墓石が乗ると永い年月で、基礎が破損します。

墓石が傾いてくるのは、何年も経過してからです。

つくった石材店でも修理費は、チャッカリ取られます。

耐震施工

強度、耐久性にすぐれた耐震ボンド・アンカーボルトを使用し、地震に強い安心できるお墓をお作りいたしております。


ステンレス製のアンカーボルトとL字金具を使用し、繋ぎ目をがっちり固定します。(当社では、ボルトを安心して打つには、石の厚みが最低90㎜必要としています。)


目地(接着部分)は耐震ボンドを使用します。場合によっては耐震ボンドと2液混合のエポキシボンドを併用して接着いたします。


ボンドだけでは強度が心配な場合には、ステンレスの丸棒を入れるケースもございます。

石棺(石の納骨室)

土に還っていただくタイプの納骨室です。

カロート(納骨室)は、仏様がお眠りされる最も大切な場所です。

コンクリートのカロートが標準で、御影石のカロートだとオプションという石材店が未だに多いのが実情です。

地上カロート型墓石の耐震施工

柱型工法

貼り合わせの工法の一つです。


切り込みを入れた柱を四隅に建てます。

最初に柱を建てて、壁になる部分の石を上からハメ込みます。

石材の使用量が少ないので、安くできますが、板石の厚さが薄いので、アンカーを打ち込んでステンレスで止めること出来ません。

そのため耐震性は、あまり強くありません!

貼り合わせ工法

貼り合わせ工法の上から見た図です。

石の厚さが、9センチ以上あれば、耐震用のボンドとステンレスの金具で止めることは可能です。

右の図は左に比べて強いですが、墓石が傾いたり、大きな力がかかった時に、差し込んである部分ではなく、板石そのもの弱い部分から、大きくヒビが入ってしまう事があります。

板石を変えることになり、修理が高額になった例が、何度かありました。

当社の耐震施工

切り込みはありませんが、カロート内部に板石を入れて、補強していきます。


左右の空間にコンクリートと割れない様にワイヤーメッシュを入れます。


この石が、墓石の最も重い部分を支えると同時に、板石も補強します。

一つの石をくり抜いて作る同抜きの工法ほど強くはありませんが、お客様のご予算と起きるかもしれないリスクを回避するには、現在のところベストだと考えています。

地上納骨型の墓石は、耐震構造が重要です。

一番のメリットとしては、水はけが悪い場所でも水が溜まることが無い事ですが、デメリットとしては、墓石が高くなるために、低い墓石に比べて、強い耐震性が必要になります。

少しの地震の揺れでも、プラモデルの様に、ボンドで張り合わせただけの墓石は、すぐに傾きます。

ステンレスの金具やボルトで、施工してもらうだけではなく、内部構造も倒れないようにつくることが必要です。

画像の板石をカロート内につくることで、墓石の強度が格段に上がります。

どの工法もお客様のご希望(デザイン、予算、石材、耐震性)に合わせて、選択肢を幾つかチョイスして、ご紹介しております。

現代のお墓づくりに地震対策は欠かせません。

お墓が倒れると、元に戻すのは大変です。

新しいお墓を建て直すよりも費用がかかる場合もあります。

当社では、全てのお墓に耐震施工と基礎工事には、鉄筋をいれて強度を強くしています。

天災に対して絶対はありませんが、出来るだけこだわってご提供したいと考えています

最初にも申し上げましたが、墓石の施工には、建築基準法の様な物はありません!

今までこれでやって来たんだから、何が悪い!

何でそんな面倒なことをしなきゃいけないんだ!

と言う石材店は、まだまだ多いです。

基準が無いんですから反則ではありませんが、新しい工法や工具が生まれてきているんですから、使ってもらいましょう。

お墓は世代を超えて、受け継がれて行きますから、おつくりになった方のお子さんが、修理しなくてはならない様にはしたくないです。

一基建てたら、このくらいはもらわないと!

地元の石材店だから、メンテナンスをしますから大丈夫!

修理するのも、石材店の収入の時代は過去の考え方です。

お墓づくりは墓地の確認からです!

遠隔地でも無料で墓地確認しています!

まずはお気軽に無料相談や無料見積もりをしてください!

フリーダイヤル:0120-953-574

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