墓石の建立者名を刻む場所は、竿石の左側面でも大丈夫ですよ!
建立者名の場所を聞かれることは、滅多に無いものですから「あの、お墓はこれからお建てになるんですか?」とお尋ねしました。
これからお建てになるのなら石材店に聞かれればいいですし、既にあるなら刻んであるはずなのにと思ったからです。
よくお話を伺うと、お家によくない事が続いた時に、ご親族の方に、竿石に建立者名は入れるもんじゃないと言われたらしいんです。
亡くなられたお父様がお建てになったので石材店がわからないので、ご相談のお電話を頂いたようです。
上台(一番上の台石、竿石の下の石)の左側面に刻むのが正式だとされる地域がありますが、竿石の左側面や裏面に刻んでもかまいません!
竿石に建立者名を刻んである地域は沢山あります。
上台に刻むのは、ご先祖様と同じ石に名前を刻むのは、おそれ多いからだと教えられたことがあります。
竿石に戒名を刻むときに右側面から刻みますから、左側面か裏面になったんだと思います。
一軒のお家で、長い年月の間には、よくない事が続くこともありますよ!
いい事がきっと沢山来ますよ!
ネガティブな方は何かと理由をつけたがります。
お墓はその理由づけには持って来いなんでしょうが、そんなことはありませんからご心配はいりません。
お墓はご先祖様に感謝をする場所です。
ご先祖様の想いは、ご自分の子孫が幸せになることです。
守っていただけますよ!