お墓づくりの常識は崩れつつあります。
伝統的な和墓をおつくりになる方も、まだまだいらっしゃいますが、洋墓やデザイン墓と言われる墓石が多くなっていることは、お感じになっていることでしょう。
以前、同じ霊園で同じ形の和墓が並ぶことが多かったのですが、最近では、同じ墓地で全く形の違う和墓をおつくりすることが増えてきました。
地域の石材店の墓石で、石材店任せの構造や施工でつくられることが、常識ではなくなったということです。
和墓は、それぞれの地域で、形も大きさも大きく違うことや納骨形式(骨壺納骨、土に帰す納骨)が違います。
仕事の関係等で、引っ越してきても、「お墓ってこんな形だよね!」がお気持ちの中にあるんですね!
墓地で「この辺りのお墓はこの形なんだね・」とおっしゃると「ご出身は?」「金沢です」「ではこのお墓ですね!」と画像でお見せすると、「これ、これなんだよ金沢のお墓は!」「ではこの形にしませんか?」「でも周りと違うのも?」「あそこのお墓は九州の方ですよ!」「ホントだ!そうだねー」こんな会話をよく施主さんとします。
周りは気にせず、故郷の和墓でもデザイン墓でも、故人への想いを込めたお墓づくりをお勧めします。