ブログ

BLOG

小平市のお墓(都立小平霊園)です。広い墓所ですね!

12平米の改修工事(建て替え)のご依頼でした。

これ位の広さになると現在の墓石の解体撤去代金に大きな差は無くても、墓石のつくり方で大きく金額が違ってしまいます。

昔からの常識や相場で、お墓づくりを考える石材店さんに依頼をされると、ベンツかBMWの金額から見積もりがスタートしてしまいます。

大きな墓石や広い墓所をお持ちのお客様なら、どなたも予算を抑えたいけれども、貧弱にはしたくは無いのが、正直なお気持ちでは無いでしょうか?

「幾らかかってもいいから」なんて、夢の様なお言葉を聞いたのは、何年前の事だったかもう忘れてしまいました。

お墓のデザインにきまりはありません!

周りの形や大きさ、昔つくられた墓石を気にしないで、自由につくられれば良いのです。

私の場合、お客様にお願いするのは、壊れない構造と施工をさせていただく事と、カロート(納骨室)だけは、綺麗で堅牢に、出来れば水のぬける地上カロートでおつくりくださいです。

後は、その都度お見積もりをお出しして、自由なデザインで想いを込めたお墓づくりを考えて頂けばと想っています。

石材店の出来る事は、安心できる石をお薦めして、耐震強度の高い構造や施工でお手伝いをするだけです。

今回の施主様は、みなさんでHPをご覧になったり、霊園の中を観て回ってデザインのご相談をされたのでしょうね!

ご質問の内容からも、随分お墓づくりを勉強されていましたね!

墓石の竿石が最初のデザインより随分大きくなったのと、墓石の種類を若干高額な石をチョイスされたのは、ご予算に余裕があったのかもしれませんね!

見積もり金額をご覧になりながら、みなさんでデザインを、あれこれご検討されるのも、ご供養では無いでしょうか?

そこから先の、加工から施工までは、石屋の仕事です。

外柵はシンプルなカットのデザインでしたので、出来るだけ長尺で加工いたしました。

地上納骨型のカロートは、磨きをかけた石棺でおつくりしています。

もちろんコナー金具や耐震ボン等を使用したガッツリ施工です。

基礎工事は、布基礎も検討していい広さなのですが、墓地確認時に地盤の柔らかさを感じましたので、生コンクリートのベタ基礎で強度を上げました。

(墓地確認時は、底の薄いスニーカーを履いていますが、足の裏から地盤を感じるためです)

案の定、ランマーで叩くと若干沈みましたので、採石を足しながら地盤の改良を致しました。

ベタ基礎の画像です。

出来上がって見れば、デザインこそ洋風で違いますが、周りと比べても見劣りしない墓石が出来上がりました。

白系の中目の石と、細目の石の組み合わせですが、綺麗ですね!

何度かデザインや文字彫刻の見本をおつくりしましたが、出来上がってこんな綺麗な出来映えになるのは、墓石屋でもうれしいものです。

「仏つくって魂入れず」でしたっけ?

私たち墓石屋が出来るのは、永い間、雨風や水からご遺骨をお守りする墓石をおつくりすることだけです。

施主様方の想いこそが、墓石に魂を入れられて行くって事なのかな?といつも感じています。

石屋はそのお手伝いをさせて頂くだけです。

いいお墓をおつくりさせて頂きまして、ありがとうございました。