石で騙されないための基礎知識(緑、赤、青、グレー編)

STONE STORY

近年、外国産の御影石でグレー、グリーン、ピンク、赤、ブルー等のカラフルな石材が墓石に使われるようになり、ご自分のオリジナルの墓石をおつくりになる方が大変増えました。

ここでは、代表的なカラフルな石材の注意点にふれます。

カラフルな墓石をおつくりになる時に、絶対妥協してはいけないのが、「サンプルはこれですが、墓石は送られてきた木箱を開けてみないとわかりません」なんて石材店からは買わないことです。

お客さんはカラーや石目を気に入って石選びをされているわけですから、おつくりする石に近いものを取り寄せるのが石材店です。

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わからないでは、石材商社に丸投げで何にも管理していないということです。

これは無責任で、お客さんを素人だとしてバカにしているような発言です!

自分で出来ないなら、商社の人間に依頼すれば出来るはずです。

さて、本題に入りますが、緑系の石と言えば、皆さんM1Hをはじめとするインド材のMシリーズをお考えになりますが、それぞれ丁場(採掘場)で石目や色が大きく変わります。

M1Hでも緑の細目、中目、黒と大きく分かれますが、石目や紋様も大きく違います。

サンプルをご覧になって、お気に入りの石材を選んでください。

どれもM1Hサンプルです。

M1H 比較

またMシリーズ以外にもY1、SR、RYO、インド山崎等がありますが、どれも若干の流れがありますので、あらかじめご承知ください。

流れがわかりますか?

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緑系の石で最も注意が必要なのは、中国材のG670を初めとする緑の石です。

G670

中国材の緑の石は、緑色が醒め易いのでご注意ください。

価格も大きく違いませんから、インド材をお勧めします。

赤い御影石と言えば、ニューインペリアルレッド、アメリカンピンク、マルチカラーレッド、カパオボニート等がありますが、赤の代表的な石材は、ニューインペリアルレッドでしょう。

その赤さは、墓地の中での存在感は抜きに出ています。

このインペリアルレッドは、丁場の左右、原石の上下で色や石目が全く違います。

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真っ赤を想像していたのに、出来上がったら、なんかピンクっぽいなんてよくある事です。

これも現地検品や画像検品で確認して、工場に伝えればいいんです。

どれもニューインペリアルレッドのサンプルです。

インペリアルレッド 比較

石目や色の違いがわかりますか?

ブルー系の石と言えば、ブルーパールやエメラルドパールがありますが、出来上がりは大変美しいんですが、経年変化でブルーの結晶が醒めてきます。

美しい石の宿命ですかね!

墓地で何年か経過した墓石をご覧になることをお勧めします。

ブルーの結晶と言えば、みなさん大好きで、大変人気があるのがインパラブルーです。

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南アフリカ産の高級石材で、黒っぽい石の中にブルーチップ(結晶)が輝くのが特徴の墓石で、ブルーチップの入っていない石種はラステンバーグと呼ばれます。

丁場で石目の細かい、荒い、黒い、グレー等の違いがありますが、みなさん最も気にされるのが、ブルーのチップの大きさや数です。

ブルーの結晶の大きさが大きい原石と小さい原石がありますが、金額的には若干しか違いませんので、みなさん大きな結晶を選ばれます。

ここで金額が大きく違っている石材店はボッタクっていますね!

このブルーの結晶ですが、年を経るごとに小さく、チップの数が減ってきています。

石材店にどれ位の大きさの結晶がどれ位入っているかの確認をされるといいでしょう。

当社では、現在の原石で20センチ四方のサンプルを作成してお客様にお見せしています。

小さなサンプルでは、わかりません。

結晶の多いサンプルを見せられたらそれまでです。

更にこの石材は、結晶に石目がありますから、縦でよく結晶が出ていても横はあまり出ませんので、加工の際に注意が必要な石材です。

インパラブルー

普通のサンプルと20センチ四方のサンプルです。

この中で幾つ大きな結晶が入っているかで、原石を選んでいます。

グレーの石材ですが、安価で高級感があるので、石材店に勧められてよく建てられているのが、G654系(中国福建省)です。

G654 平和

この石材は原石にナデという白い線が入っています。

かわし切れないので、ゴマカシテある事が多く、早ければ三か月、大体一年くらいで白い線が浮いてきます。

石材の強度としては問題はないので、竿石(一番上で家名などを刻む石)の正面に出ていなければ、良しとするしかありません!

当社では、あらかじめお客様にご説明をして販売をしています。

白い線がお嫌の方は、G654の長泰細目が出ませんが、小さな黒玉が出ます。

3万円ぐらいのご予算があれば、中国山西省の北大青が若干黒くなりますがお勧めです。

ナデは、黒竜江省の通称黒龍石にもよく出ます。

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インド山崎の丁場の黒い部分のインド黒山崎は、真っ黒はというお客様には、求めやすい価格で人気です。

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G654の原石と墓石に出たナデです。

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TJ-1191-SH香炉上部白帯あり

インド材のグレーで人気なのは、アーバングレーとインド銀河です。

インド銀河は、ZMFとANAの2色ありZMFがブルー銀河と呼ばれています。

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石目も色も丁場で違いますので、確認された方がいいですね。

最もポピュラーで高品質で安価なのが、アーバングレーです。

インド材が高品質だと言われるのは、クンナムをはじめとする黒御影とこのアーバングレーの品質が大きいと思います。

青い石(青目)は経年変化が少なく高品質だと言われますが、更に透明感のある水晶の原石を扱うのがベストです。

アーバンに関しては、人気があるために価格の競争が激しくて、何ランクものアーバンが市場に出ています。

赤いものは、鉄分を含み錆が出る可能性があり、節だらけの石も出ている始末です。

アーバングレー比較

何種類かのアーバンです。比べてみるとわかりますよね!

更に最近では、アーバン青とか、新アーバンと言う新石種が出てきていますが、アーバンとは全く別物です。

許容範囲かとも思うんですが、若干の赤い部分を感じています。

価格的にアーバンと大きく違わないので、アーバンを扱って2~3年様子をみて問題なければ扱おうかと思います。

5ドルぐらいの原価の違いなら実績のある安全な方がいいですからね!

当社の販売価格は同じ金額で販売しています。

新アーバン

アーバンと新アーバンです。

アーバングレーもインド銀河も実績があって、安心できる石材ですが、それだけに心無い石材店や商社が、価格の競争や利益を上げるために粗悪品の石材をゴマカシテ出荷さ出せていることもあります。

サンプルや見せながら、説明をしてくれる石材店から購入しましょう。

最後に石目というか、紋様の大きくてどんな模様になるかわからない石のご説明をします。

マハマブルー、マルチカラーレッド、オリーブグリーン等ですが、何といってもマハマブルーが人気ですかね!

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ブルーと紫が混ざり合ったような紋様で同じ模様が出ることは無いので、オリジナルのお墓が作れるんですが、どんな柄が出るかわからないのがいいのですが、施主さんにしてみれば、赤紫が強くでたり、大きな節のような部分が正面に出るのは、やはり嫌なものです。

この判断は、個人差のある妥協点なので、出来るだけ私の検品に合わせておつくりしています。

判断に困った時は、もう一パーツ作って画像を施主さんに送って選んでもらっています。

もちろん費用は当社が負担しています。

やっぱり喜んでもらって、ありがとうの一言が欲しいですからね!

マハマブルーの画像です。

同じものを2つ作りました。

TJ-1193-SH バハマブル確認

「いやーそれは難しいんですよ!」とは簡単に言えますが、それではプロじゃないですよね!口先だけの販売員です。

石は自然の物なので、どれだけ頑張っても難しいですが、一手間、二手間かければ少しでも満足していただける墓石が作れます。

探せばご希望に近い石も必ず見つかります。

施工エリア内なら、お逢い出来てご希望をお聞きして、墓地確認までさせていただければ、無料でお見積もりいたします。

インパラブルーの結晶が大きくて多い原石を探しに出かけました。

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