(投稿日) (最終更新日)
A.
近年海外からカラフルな石が輸入されていますが、日本の石は、白か黒がほとんどでした。
東北地方では、福島県の浮金石の様に、黒くて良い石が産出されたので、黒い墓石が多いです。
同じ様に、長野県、長崎県、鹿児島県でも黒系の石が採れていたので、黒い墓石が多いです。
対して関西などの白い石が採れていた地域では、白い墓石が多いです。
昔は、重い石を輸送する手段も無かったので、最寄りの地域の石が使用されました。
仏教から来た考えでは無く、墓相学で黒い石を使うと災難や災害を招くという曖昧な根拠から来ているようです。
一部の墓相学者の言う通りなら、東北の方はみんな不幸になります。
仏教の基本色は、赤青黄白黒の五色で一つでも欠けたら極楽浄土は出来ないと、阿弥陀経に記されています。
ありえない事ですから、気にしなくてもいいです。