弔辞・弔電 (ちょうじ・ちょうでん)
弔辞は、故人と縁の深い人がささげるお別れの言葉で喪家に保存されます。
故人の思い出や人柄を語り、お悔やみを伝え、故人への冥福を祈る言葉で終わります。
弔電は、どうしても葬儀に参列できない場合に電報で弔意を伝えるもので、局番なしの115でかけ、宛名は普通喪主にします。
弔電が多いときは、弔電奉読は主なものだけにします。
その際には、「たびたび」「かさねがさね」「しばしば」「ふたたび」といった不幸の繰り返しを連想させる言葉や、「死」「死ぬ」「亡くなる」「死去」「生きる」などという直接的な言葉は使わないようにします。
また、宗旨宗派によって使用できない言葉があることも考慮しておくといいでしょう。
キリスト教や神道、浄土真宗の葬儀などでは「ご冥福をお祈りします」などはお悔やみの言葉として一般的な表現ですが、避けるようにします。