墓石の地震対策は、心配ですよね!
「それ位!やって貰ったらどうですか?」
何度か地震対策のブログを書いていますが、ご質問が減りません!
これだけ頻繁に地震の報道がされると、お墓を建てても「地震があったらどうしようか?」心配になる方も少なくありません!
何軒もの石材店の話を聞いて、どの石材店の説明が正しいのか?分からなっていらっしゃる方が増えましたね!
「うちは強力なボンドと金具を使って、頑丈におつくりします」「金具は~?どうですかね?ボンドだけで十分ですよ!」「免振施工施工ですから、震度7まで大丈夫です」なんて聞いたら、何を信じて良いのか?迷いますよね!
真面目に考えている方程、分からなくなるのが、お墓づくりです。
強度優先の会社もあれば、価格優先の会社もある訳で、石材店毎に考え方が違いますから、作る墓石も違います。
近年のボンドは、接着力が格段に上がっています。
小さな墓石なら、ボンドが有効な間は大丈夫だと思います。
困った事に、有効期間が15年なのか?20年なのか?それ以上なのか?これは分かっていないんです。
ボンドの製造元の話では、量をケチった場合と、接着力が発揮される空間を開けて、適正な量を使用された場合では、大きな差が出るそうです。
そりゃあボンド屋さんにすれば、沢山使ってもらいたいでしょうね!(笑)
私の会社では、耐震ボンドとステンレスのL金具は標準なので、2平米の以下の墓所の墓石でも取り付けています。
接着には耐震用のコーキングボンドと、エポキシ系のボンドを使用していますが、金具はあくまで耐震補強として考えています。
今回のご相談者は、HPの耐震施工例をご覧になって、ご連絡がありました。
ご覧になってどうですか?私は心配性の爺さんですから、必ず金具を付けています。
「HPをご覧になってのご相談ですか?」
「はい!この施工にしたら、大きな地震でも大丈夫ですか?」のご質問でした。
絶対に大丈夫か?のご質問にお応えすると、どんな施工をしても、大丈夫では無いです。
阪神大震災では、縦揺れが大きくて、耐震ピンが抜けていました。熊本の震災後に現地に行きましたが、本体の石がへし折れていました。
少しでも安心して頂ける様に!
私自身もが安心できる様な施工を心がけています。
ケースバイケースですが、基礎工事にボルトを打ち込むタイプや、墓石の中に埋め込む金具も使用しています。
特に大きな墓石では、壊れない様に!ご負担があまり増えない様に、考えながら、ご提案しています。
耐震ピンでも、和墓の竿石から中台まで通す様な直径3センチ長さ1メートルを超える様な無垢のステンレスピンをご希望になれば何万円もしますが、通常洋墓に入れる様な短く細いピンなら無垢でも、1本何千円です。(注意!無垢に比べてパイプは安いですが、太くても強度が落ちます)
ステンレスの金具をボルトで締め込んでも、それ程費用はかかりません!
「やって貰いたい施工をしてもらった時の、見積もりを出してもらってはどうですか?私の会社でよければお出ししますよ!」と、ご相談者には申し上げました。
費用対効果を考えましょう!」
墓石の耐震性は、施工も大切ですが、耐震構造かどうか?が大きくかかわって来ます。
特に大きな墓石では、頑丈な基礎工事と構造を耐震施工で支えます。
墓石の価格には、石の種類と使用量が大きくかかわって来ます。
石の使用量が多くなれば、施工代金も増えてきます。
大型の墓石で耐震施工は絶対に必要です。
揺れで部材がズレようものなら、高額の修理費用がかかります。
やれることは全部やってもらいましょう。
大きな墓石で、少しでも原価を抑えるために、石材使用量が削ってある場合があります。
同じ石種、同じ石材使用量、同じ施工、同じ構造が基本です。
1本でつくれる部材が、何本にも分かれている図面の場合は、耐震強度が落ちてしまいます。
安くつくってくれる石材店だと思い込まずに、耐震構造の説明も受けましょう。
無料相談、お見積り等、お気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-953-574