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耐震ピン工法の要不要ですか?

耐震ピンの使用については、石材店毎に考え方が違います。

何社もの石材店で相見積もりをして、説明を聞くと迷ってしまったお客様からのご質問でした。

「入れる石材店もあれば、入れる物じゃ無いと言う石材店もあるので、どちらが正しいのですか?」と聞かれました。

入れない方が良い方の考えは、地震の際にピンが入っていた為に、墓石を破損する事がある!

竿石(仏石)に穴を開ける物では無い!等の説明らしいです。

入れる方の石材店は、地震の際の横揺れには有効なので、入れた方が良いと言う考え方です。

どちらの考え方も間違っていませんが・・・?どうなのでしょうね!

私は耐震ピンを入れる方です。

どんな規模の地震が来るか分からないし、ピンが入っていた為に、墓石が破損する確率等は、わずかだと思うからです。

使用しているのは、強度を考えて無垢のステンレスピンです。

いくら強度が強くても、横揺れには有効ですが、縦揺には効果が無いのがピンです。

ピンが抜けない様に、耐震用のコーキングボンドを穴に詰め込んで、縦揺れでも、出来るだけ抜けない様にしています。

竿石もコーキングボンド、エポキシ系ボンド、セメントを合わせて接着しますが、ジェルのご希望があれば入れています。

ボンドやジェルもいずれは劣化してしまいます。

新しいボンドが、ドンドン出てきていますが、今使用しているボンドの、20年後劣化など誰も分かっていません!

つまりどの方法も絶対では無いのです。

私は原価で何千円で出来る範囲の耐震施工で、少しでもお客様が安心されるなら、入れてあげようかな?と思っています。

見積金額は、大きく変わりません!

費用対効果です!

竿石(仏石)に穴を開ける事に不安を感じられるなら、お気軽にご相談ください。

竿石と上の接着面が広くなる図面作成や、石と石の合場をボンドが強くせっい着する様にする施工も致します。

正しいか?正しくないか?が、分からないお墓づくりだからこそ、

お話を聞きながら、お客さまに合った引き出しを開けてご提案してまいります。

インパラブルーの墓石をお求めなら、ご相談ください!

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