石材選びのポイント

STONE SELECTION

石をお選びになる時に、共通する多くのみなさんの想いは、硬くて経年変化が少ない石を望まれます。

花崗岩であれば、何百年もその形を保ってくれます。

墓石が自然に割れるようなことは、ほとんどありません!

経年変化で大きく色が変わったりするのは、水を吸って変わるケースと、太陽の光で焼けて変わるケースがありますが、水が抜けなくなると目立って変わりますので、吸水率の少ない石をお薦めしています。

白系の石、細目の石は、水を吸って抜けない石が多いです。

  • G614

  • バルチック

水が抜けていないですね!

若干グレーですが、日本の天山石、インド産のアーバングレー、インド銀河等は、吸水率も低く経年変化が少ないです。

  • 天山石

  • アーバングレー

  • インド銀河

吸水率は、石材情報でご確認ください。

さて!ここでは同じ石種での色違い、石目の違いなどで、考えていたイメージと違う墓石にならない為の注意点を幾つかご紹介いたします。

色や石目にこだわっても、価格が大きく変わるものではありません!

お客様が要望され、石材店が正直な説明と、ご希望に合わせて手間をかければ解決する事ばかりです。

石を選ばれる時、色、石目(紋様)、硬さ、吸水率等お客様で、重視される選ばれるポイントが違いますが、ここでは、同じ石種での色違い、石目の違い、などのご説明をいたします。

石のランク

同じ石種でも、ランクで石目や価格が大きく違います。
例えば、伊予大島石などは、大きく分けると

  • 特級

  • 一級

  • カレイ

  • 二等

に分かれます。(丁場の位置でも細かく違います)

(天山石)

日本を代表する国産最高品質墓石材の一つです。

天山山系で産出され、青みが強く透明度の高い石目が特徴の銘石です。

天山石としては、もともと「天山石材」と「田中石材」で採掘された石を天山石として扱いました。

現在では同じ天山系の石も天山石として販売されていますので、産地証明を出してもらうといいでしょう。

  • 天山石材

  • 田中天山

  • 七山御影

  • 椿石

左から「天山石材」「田中石材」「七山御影」「椿石」です。

天山石材の石の方が、田中石材の石より色が濃いです。

「七山御影」「椿石」も石目が違いますが、性能は劣りません!

価格が若干違います。

他に「富士御影」があります。

天山石にも「特級」「1級」「並」のランクが付けられています。

石のナデと黒玉

石は自然の物なので、木の節(玉)や年輪(ナデ・オビ)があります。
原石には交わせないほど入っている石種がありますので、予め石材店に説明を受けましょう。
どんな石にもありますが、G654、黒龍石、M1H等は多いです。


原石に入っているナデです。

このナデや玉を加工中に出てきたものを取り替える頻度で価格がかわります。

加工中にこのナデや玉(節のような物)が出てきたら、加工を止めて取り替えます。

原石の価格ですから、金額に大きな差はありませんが、コストを詰めすぎると、取りかえずにゴマカシが行われます。

下の画像が、ナデが出てしまった外柵です。

吸水率も少なく硬く透明な結晶が美しい人気の石材ですが、青目がお勧めです。

赤目には、錆のような箇所が見えませんか?磁鉄鉱でしょうか、変色します。

バイオレットブルーの色違い

バイオレットブルーは、ウルグアイ産で、に硬くて、水率も低いです。研摩後の光沢もよく艶持ちもよく経年変化が少ない高級石材です。

石英と呼ばれる透明感のある鉱物が、雲母や白い長石などを覆っていて大変綺麗な石材です。

下の画像が、白手と濃手ですが、同じ石種に見えませんよね!

  • 白手

  • 濃手

濃い手の方が、角度で薄いピンクがかかったような、ブルーに見えます。

ただ色の濃い石は、ナガレと言うかナデのような物が入っています。

AランクとBランクと呼んでいるようですが、ナガレの少ないのがAランクです。

左がAランク・右がBランク

Bランクの石のサンプルにナガレがあるのが、わかりますか?

Aランクの石を使って、更に削っているときに、ナガレが出たら、取りかえて貰える工場で加工出来る石材店でつくってもらいましょう。

この石で、説明を出来ない石材店で求めるのは、危険です。

こんなに色が違うんですから、サンプルを必ずもらいましょう。

インパラブルーのブルーのチップ

小さなサンプルでは、チップの量がわかりません!
当社はンチ×20センチぐらいのサンプルを今ある原石から磨いてつくってもらいます。小さなサンプルではわかりません!


従来のサンプルと20センチ×20センチのサンプルです。


ブルーのチップの大きなものを探すために、原石に水をかけて、チップの大きさを確認しています。

この石材は、縦と横ではチップや石目が違います。
デザインでカットを工場に指示できる石材店が安心です。
加工して送ってこられた木箱を開けてみないとわからないでは、話になりません!

マハマブルーの模様

マハマブルーは、マルチカラー系御影石で、インドブルーと呼ばれることもあります。

大理石風で、模様の混ざり方は、様々で、二つとして同じ模様はないので、個性的なお墓を建てたい方によく利用されています。

当社は、現地画像で確認していただくか、どうしても判断が付かないときは、その部分だけもう一つおつくりして、どちらか選んで頂くこともしています。

(イメージは、施主さんで無いとわからない事が多いです)

だからって高くなりませんからご心配いりません。

輸入するわけではありませんので、料金はいただきません!

下は、墓石の最も目立つ部分の部材ですが、模様の違うパーツを、2つ作成して画像を送ってきました。

マルチカラーの墓石材は、他にマルチカラーレッド、パラディソ、オーロラ、オリーブグリーン等がありますが、どれも綺麗で、オリジナルの墓石がつくれます。

M1Hの色と石目の違い

どれもM1Hですが、違いますよね!

色も違えば石目も違います。

緑の石で、吸水率が殆ど無いインド材だけの説明でつくると、イメージの墓石にならない事があります。

ニューインペリアルレッドの色と石目の違いです。


同じ石ですが、採れている場所、深さで全く違います。


原石に水をかけました。

途中で変わっているのがわかりますか?

インドPANの違い

黒御影でも石種が同じなら、区別なんかつかない!同じに見えると考えていらっしゃいませんか?

この画像は、どちらもインドPANです。同じに見えますか?

原石の色が違い、磨きが違えば、黒さが違ってきます。

インドPANは、クンナムと並んで、最高級インド黒御影です。

同じ値段なら、黒い方がいいですよね!

本小松石・大谷石

東日本で高級墓石材の神奈川県産の本小松石は、安山岩ですからナイフで削れます。

西日本ではほとんど見られませんが、やわらかさを感じる石肌で、関東では人気が高く、大変高額です。

大谷石(栃木県宇都宮市)に至っては凝灰岩ですから、すぐに壊れますから問題外です。

この石を墓石材として堂々と販売している石材店がありますから、要注意です。

この石を売っている石材店では、一生に一度は、ご先祖様のためにお金を使いましょうと言う考え方です。

儲かればいいと言う、石材店の都合のいい考え方です。

石の性質や性能の目安として吸水率、見かけ比重、圧縮強度がありますが、価格には関係ありません。

吸水率・・・水の吸い上げ率です。吸収率が低いほうが水を吸い上げません

見かけ比重・・・一定の体積あたりの質量を算出したものです。重い石のほうが強度もあると考えられています。

圧縮強度・・・どれだけの力に砕けず耐えられるのかを計測したものです。数字が多いほうが頑丈です。

大まかな目安の説明をさせて頂きましたが、硬い石でも、もろかったり、経年変化が大きかったり、ナデ、オビ、ナガレ、玉等の瑕の出やすい石の性質もありますので、よくわかった石材店に相談しましょう。

かしこでは、フリーダイヤルTEL:0120-953-574か、メールmail@kashiko-ohaka.comで無料相談をしておりますので、お気軽にご連絡ください。