墓石のカタログだけでは、建てた時の大きさが分かりません!
価格を比べることは大切ですが、比較しなければならない重要な点は、他にも沢山あります。
みなさんお墓をおつくりになる場合、何処に頼めばいいのか分からなくて、ネットで検索されると、カタログの会社の広告ボタンを押されるのでしょう。
波はあると思いますが、最近カタログをお持ちのお客様が続きました。
立派なカタログと、小さなサンプルが送られて来ますので、画像と値段をご覧になりながら「○○万円でこんなお墓が出来るならいいよね!」と相談されているのかもしれません!
カタログだと物凄く立派な墓石に見えますが、比較してみないと、大きさが分かりません!
例えば、トップ画像の様なおしゃれなカタログの墓石だとします。
確かにオシャレなデザインで、立派な墓石ですが、霊園では必ず隣接する墓石があるのです。
周りが小さければ問題ありませんが、小さくてガッカリされる事も、多いようです。
関東地区の霊園ですが、画像合成してみましょうか?
比較してご覧になると、お分かりになると思いますが、同じ大きさの墓石ですが、印象が随分違います。
上の写真でも、大きく見えるように写真を写してありますが、外柵の高さをご覧になれば、墓石の大きさの違いがお分かりになると思います。
デザイン墓石の画像などでも、フォルムバランスが奇麗に作られているのですが、ご自分の墓地にあてはめると、ミニチュアの様な大きさになってしまうことが良くあります。
このままの大きさで良いのであれば、問題ありません!
ただ石を変えたり、大きくすると大変値段がどんどん上がります。
もっともそのままの墓石でも高いと思いますが、金額を上げて行かないと経営が成り立たないのでしょうね!
あの加工と施工で、あの値段なら、もっといいお墓がつくれます。
一冊千円以上するカタログを送料も負担して、請求があればドンドン送っている訳ですから、半端ない経費がかかっています。
全ての高さの表示として、基礎工事の厚みを含めての高さになっていたりするので、確認された方が良いでしょう。
墓石の検討をされる時は、隣の外柵の高さを図って、どの位の大きさなのか?を確かめられた方が良いでしょう。
どの位の大きさの差があるのか?画像合成してもらって比べることです。
他にもG688としてG688Hのサンプルをお持ちのお客様がおいででした。
Hとついているだけで全く違う石で、このG688Hは錆が出てしまいます。
私の会社では、安いので、墓石を支えるために、地面にに埋めてしまう石として使用することは有りますが、本体に使用することが無い石です。
アーバングレーのサンプルで、錆が浮いたような赤目の石を見たこともあります。
石は見なれていないと分からないのですよ!
私だってこの業界に入った時は、どの石を見ても同じに見えました。
他の石材店に見せて、石材名を確かめてください。
石を見ることが出来る石材店なら、間違いなく違うといいます。
目で見える物は、画像を合成してもらって確かめてください。
目で見えないものは、数字で確かめてください。
例えば、「当社の墓石はシッカリ磨きますから奇麗ですよ!」と漠然とした表現では、分からないのです。
シッカリ磨いて、800番か400番でバフ仕上げで艶出しかもしれません!
5000番の研磨の違いを、お尋ねされるお客様もおいでになりますが、私の会社では、黒御影の磨きを3000番が基本ですから、比べてみると若干黒がよく出る程度の違いです。
800番のバフ仕上げと比べたら、何年か後に違いが出てしまいます。
目で確かめられることは目で!数字で確かめれることは、数字で確かめてください。
曖昧な説明や錯覚をしてもらうのが、石材店の販売テクニックなのです。
このHPには、石も加工も基礎工事、耐震施工、耐震構造についても、簡単にですがご説明しておりますので、ご覧になってください。
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