墓石をつくつていて、「よかったー!」と思う時があります。
ご覧の画像は、影彫り(点刻)と言って石に細かい点を刻むことで、人や動物等を刻むテクニックで、刻み直しが出来ないので、熟練が必要なテクニックです。
今回は、墓誌に風景を刻まさせていただきました。
故郷を離れて東京でお仕事をされているご姉弟が、亡くなられたお父様の為に、東京でおつくりになりました。
こちらに生活の基盤をつくられた今、故郷へ帰られることも無いでしょう。
ご幼少のころの思い出を忘れない様というご希望があり、ご実家からの風景の画像を頂いておつくり致しました。
綺麗に上がってよかったな~の安堵感と、わずかでも想いを叶えられるお手伝いが出来た嬉しさなんでしょうかね!
年甲斐もなく胸が熱くなるのを思い出しました。
しんどい時もありますが「こー言う時の積み重ねで、お墓づくりが、やめられないんですよね!」