納骨室の無い墓石は、形だけのゴマカシデス!
お墓を建てていると、お参りに来られた方がよくお尋ねになります。
「お墓の中は、こうなってるんだ。ここは?」
「ここが、お骨を納めていただいて、安置するところです」とお答えすると「あれ?家の墓はこんな処は無いぞ」。
興味があって見に来られると必ずといっていいほどこんな会話になります。
全国的にみると、この地域の骨壺は最も小さくて石の隙間に納骨が出来ないわけではないですが、地面の土の上に入れるだけでは、あまりに気の毒です。
亡くなった方への思いやりや尊厳を考えるなら、カロート(納骨室)は一番大切なところです。
これからお墓を作られる方は、石材店に「お骨を納めるところはどうなっていますか?」とお聞きになってください。
「これを作るんなら幾らかかります」なんて石屋はやめた方がいいです。
安い墓石でも高額な墓石でも、絶対につくらなければならない一番大切なところです。