墓石は、施工の方法で水を吸って変色するのを改善できます。
墓地確認にうかがった時に、アーバングレーとインド銀河でご検討されているとのことで、墓地内でアーバングレーとインド銀河で、つくられた墓石を施主さんと探しました。
アーバングレーはすぐに見つかったのですが、インド銀河が見つかりません。
諦めて建立予定の墓地に帰ってくると、手前の墓石が、インド銀河ではありませんか。
水を吸って変色してしまっているので、気が付かなかったんです。
インド銀河は白系で細目の大変美しい石材なので、人気の石材ですが、アーバングレーに比べれば、吸水率は高いです。
高いと言っても、大島石位で、特別水を吸いやすい石ではありません。
建立時期も石材店も同じアーバングレーの墓石がありましたので、比べました。
アーバングレーは一目でそれとわかりますが、インド銀河は、「あの美しい石がなんで?」と思うくらいで、かわいそうな位でした。
地面にかるくセメントを塗って据えつける施工でした。
セメントを通して水を吸い続けて15年、こんなになるのかと思いました。
もちろんお客様はそれを見てアーバングレーにされました。
当社の施工であれば、基礎工事後、更に基礎石を置いて、その上に墓石を据えつけます。
石から石への水の浸み方は、セメントよりも少ないためにここまではなりませんよ!
と申し上げましたが、あれを見てしまったら、吸水率の低い方を選ばれますよね!