- 原産国:
- インド(タルミナード州)
- 吸水率:
- 0.011%
- 圧縮強度:
- 120.36N/m㎡
- 見かけ比重:
- 3.037t/㎥
特徴
インドのデカン高原から採掘され「永遠の黒」と称賛されています。
インドを代表する高級黒御影石の代表的な黒御影石です。
経年変化をしない品質が、歴史とともに証明されています。
クンナム村に通る2本の岩脈から出る黒御影石をクンナムと言いますが、クンナム村から南のセマンガラム村までの石目が同じです。
注意点
クンナムに近い鉱脈の石が、クンナむの名前で出ていますが、多くが数年後に傷が出てしまいます。
ノンオペレート、閉山の丁場を除くと、石目の似ているクンナムはK、E、Sです。
クンナムEは、以前クンナム村の東の丁場でKより石目が若干小さく黒くてきれいな石が採掘されていました。これがクンナムのイーストです。
現在は小さな石しか採掘が出来なくなり閉山になりました。
このイーストのEが付けば高額で取引できることから、EE社が採掘しているからEとか何処何処より東だからEと付けて販売されています。
実際にクンナムEの丁場は、何処なのかわかりません。
Kより若干小さなクンナムの石目なので、クンナム村からセマンガラム村までの鉱脈のどこかで採掘されているでしょう。
インド州政府の採掘認可が下りないために、丁場がSTOP状態です。
2018年の8月位から在庫も無くなり、クンナムが入手できなくなりました。
現在流通のクンナムは全て偽物です。
クンナムEとして販売できる石は残っていないでしょう。
経年変化などの実績のない石なので、注意が必要です。
2019年5月、以前のクンナムVと呼ばれた丁場の近郊、クンナム採掘の端で、再開の情報が有りますが、石が小さいとの話です。
今後の状況で取り扱いを検討中いたします。
石で騙されないための(黒御影編)をご覧ください。