既存の墓石の地震対策ですか?
「ズレているので心配で・・・?」
最近、地震が多い様に感じます。
八戸の記憶が新しいのに、熊本で震度7の地震がありました。
TVのワイドナショーでは、この話題ばかりです。
大きな地震が起きると、多くなるのが地震対策のご相談です。
私の会社は、熊本も八戸もお作りしていますが、それなりの施工をしてあるので、直下の震度7で無ければ、心配はしていません!
今回のご相談者は、既存墓石の竿石(一番上の仏石)がズレている事がご心配されてのご相談でした。
直してもらうには、幾らくらいの費用が必要なのか?をお聞きになりたいそうです。
お話を伺うと、8寸の和墓で26年以上前に、お建てになった墓石で、建てた石材店が廃業されているそうで、ご相談がありました。
何故ズレたのか?は、分かりませんが、20年以上経過した墓石なら、乗っているだけの竿石が多いです。モルタルで接着なら、まず付いていません!
8寸(竿石の横幅24.5センチ)位なら、押せば簡単に傾ける事が出来ます。

ズレている一番上の竿石を、元通りの位置に戻して、耐震ボンドで接着するだけなら簡単な作業です。
作った石屋なら、サービスするか?かかっても1万円位までの仕事です。
上から二番目の上台とか、三番目の中台を接着するとか、目地を直すたり、耐震ピンを入れたりすると、5万から10万円はかかります。
全体が傾いていたら、基礎からやり直さなくてはならないので、大変費用がかかります。
「上台や中台は簡単にはズレませんが、竿石が一番動きやすいですから、そこだけやってもらったらどうですか?お近くの提携店に、見積もりだけでも聞いてみましょうか?」と申し上げました。
ご年配者でしたので、お怪我をされてはいけないので、提携店のご紹介も考えたのですが、ホームセンターで、石材用のコーキングボンドとコーキングガンを、購入すれば2000円位です。出来るだけ費用をかけないで、安心を買いましょう。
東北や前回の熊本地震後にも行きましたが、何処の墓所なのか?分からない竿石や墓誌が飛んで割れていました。
天災なので、法律上の責任は無いでしょうが、お隣の墓所を破損してしまっては、気が悪いです。簡単な耐震補強なら、少額でできますので、された方が安心です。
追伸
せっかくだから、お墓をご検討の方の為に、地震対策のお話をしますね!

注意したいポイントです!
基礎工事
①掘削の深さ
掘削の深さだけで、頑丈だと判断しない。
②地盤改良 (割りぐり、砕石(40-0)、転圧)
10センチ大の石を敷き詰め、隙間を砕石で埋めてから転圧をする。
③鉄筋の太さ、配筋のピッチ(格子状)
鉄筋の太さ13ミリで20センチピッチ、10ミリで15センチ
④コンクリート強度
水で薄めたシャブコンはNG!強度21以上が安心
⑤コンクリート厚
墓石の大きさで厚みが変わります。30センチ掘削でコンクリート厚は20センチ程です。
施工
①接着工法
コーキングボンド、エポキシ系ボンド、
コーキングが粘着性があり免振・エポキシ系が高強度の耐震
モルタルを追加で使用する場合あり
②免振ゲル工法
揺れを吸収するために、シリコンやゴム製のパットを挟みます。
③ステンレスコーナー金具工法
石にアンカーボルトを打ち込み、ステンレス製の金具で繋ぎます。
ボンドの有効期間より長く石を繋いでいます。
④耐震ピン工法
重なり合う石に穴を開け、ステンレスのピンを差し込む、横ズレに有効
簡単にまとめてご説明しましたが、もう少し詳しくお知りになりたい場合は、墓石の基礎工事・耐震施工と費用のページをご覧ください。
耐震補強でも!修理でも!お墓の事なら、全国の提携店が対応してくれています。
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