石種の見分け方は、プロでも難しいです!
扱ったことが無い石は分かりません!
墓石の展示場で、説明を受けていた時らしいです。
石種が分から無い営業マンで、サンプルを持ち出して、「これは○○です」と説明をされたそうです。
不安になったお客様は、その石材店に依頼するのを止められたそうです。
依頼、霊園内で墓石の種類を石材店に、お聞きになる様になったそうです。
私にもお聞きになる物ですから「稲田です。これは真壁!庵治!623!688!OW1!」とお返事しました。
「すごいですね!見ただけで分かるんですね!意外に分らない方が多くて!」
「タマタマです。お聞きななったのが、石目が分かりやすい石ばかりだからですよ!(笑)この石は分らないし!これも分からないです。石目や色目を見るのが好きですが、扱った事がある石が分かる程度です」
「そうなんですか?でも社長さん黒御影も見られるんでしょう?」
「好きだから何種類か分かる程度です。同じ石種で同じ丁場から採れた石でも、石目が違うがありますからね!結論の出ない事を求め続けた爺さんが、やっと分かって来たのが、やればやる程難しいのが石です。変に知ったかぶりしないで、サンプルをもち出して来た営業さんが、真面目で信頼できるかもしれませんね!(笑)」

「社長さんでも、分からない・・・?」
私なんかでも、知らない事の方が多いです。分らないのが普通です。
サンプルの幾つかを並べた画像をご覧に入れました。

四枚とも違う石種です。
並べて石材名を表示していますから、違いが分かりますが、霊園の中で「この石何という石ですか?」と聞かれて、即答で応えられる石材店の方が少ないですね!
OW1はカンボジア産出の白系、中目の御影石です。
OW2はOW3として販売している会社も有るようです。
カンボジア産でOW1と比べて、若干色目の濃い細目の石です。
価格的には若干高いですが、才単価2ドル~3ドル位ですから、墓石の価格で大きな違いにはなりません!
二つとも、品質の割にはコストパフォーマンスの高い石です。
G614-7は、デビューした時が安かったので、我も我もと石材店がお客様に薦めて、よく見かける石です。
G614-5の時は石目も綺麗だったのですが、7位から若干質も落ちてきて、何より価格が高くなってしまいましたので、現在はお薦めしていません!
江西AG98に関して、私は扱った事がありません!
だから霊園内で見ても全く分かりません!
AG98は中国大島として販売された福建省産出の石です。
綺麗な石目でしたので以前扱っていましたが、石質が安定しなくなり、新AG98だのが出てきて、こんどは江西AG98らしいのですが、実績と経年変化が分からない内は、扱わないと決めています。
分かる範囲でお答えして、分らなければ墓石工場のバイヤーに、聞いてみる事にしています。
それでも分らない石種は、流通していないか?名前が違うのか?産出されたばかりで、建材工場に行ったばかりなのか?では無いかと思います。
扱わないのが無難ですね!
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