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「M10は石が良くないのですか?」「エッ?そんな事は無いですよ!」

「M10なら良い石です。硬くて吸水率も低いですから!」

「最近の石は、スジが出る様な悪い石らしいのです」

「M10ならよく扱っていますが、そんな事を感じたことは無いですね!私が全品検査していますが、どの墓石も綺麗な石でしたよ!何処からの情報ですか?」お話を伺うと、石材店から幾つかの石種で、見積もりを貰ったそうです。

その中でもM10が気に入って、他社にもM10で見積もりを頼まれたそうです。

その中の1社に、「最近のM10は、粗悪な石が採れているので扱わない」と言われたそうです。

相見積もりの方法としては、同じ石、同じ図面、同じ施工が基本ですから、正しかったと思います。

ただ石質の良し悪しを言われると、悩んでしまいますよね!

不安を植え付けられるとご心配になり、M10を調べて私の会社に連絡されたそうです。

「その石材店は、見積もりから降りたのですか?」

「いいえ!M10で見積もりを貰いました。責任が持てないのでと、新SRで売り込みされています」

「それでは相見積もりにならないじゃ無いですか?(笑)」

「そうなんですよ!」

「だいたい責任を持てない石の見積もりを、出すこと自体がおかしくないですか?多分、どんな石を使用しても、責任なんか持ってくれないと思いますね!私だったら、新SRの方がこわいですけれどもね!」

「ハァ・・・?」

「一時的ですが、上海の建築業者に多量に抑えられて、M10が入手出来ない連絡をもらった事はありますが、質的に問題が有る情報は知りません!心配ないと思います」と申し上げました。

「大丈夫ですよ!」

前回のブログでも触れましたが、何かを悪く言う事で、不安を植え付けるのと同時に、知識と情報を持っている専門家だと、印象付けるテクニックです。

墓石材について、専門的な知識や情報を持った方でない限り、分からないだろうと踏んだ反則ゴマカシです。

販促!イッパツ退場!

石は自然の物だから、スジ、キズ、ナデ、玉等、色んな物が入っています。

一つのブロックでも、上と下、右と左で微妙に石目、色目が違います。

良心的な墓石工場では、石材ロスが出ても、見た目に嫌な部分を交わして、同じ石で色目石目を合わて墓石は作ります。

1年や2年でナデやスジが出て来るのは、最初からナデスジが入っているのを分かっていたはずです。

加工中に何か出て来ても、取り替えずに加工します。

薬品を塗ったり焼いたりして誤魔化します。

自然の石を扱う以上、リスクは付き物なのです。

リスクを減らすために、良質な石を選んで、悪い部分が出てきたら取り替えて加工をして、それでもトラブルが出た場合に、どう対処出来るのか?

墓石づくりに対する石材店の姿勢が大切なのです。

トラブルの無い様に、取り替えれば歩留まりが悪くなりますが、それで原価がどれだけ高くなるというのでしょうか?

不安を売るよりも、安心を売って欲しいものです。

「大丈夫だよな!」

頻繁に石材情報はもらっていますから、自信をもってお返事してしまいましたが、直近ではどうなんだろう?と、少し心配になって来ました。

念の為、中国工場にM10について確認をしました。

「M10なら良い石を持っています。安心して注文してください」と言ってきました。

もっとも付き合っているいる工場は、墓石工場ばかりなので、石選びは優秀なバイヤーがいますから、当たり前の返事でしたがね!

工場ランクの問題もありますが、トラブルが出る様な石を扱う工場には、仕事を出さない方が無難です。

あまり一般的でない石種、希少価値の高い幻のブランド石種等を薦められたら、要注意です!どの石材店でも扱えて、相見積もりが可能な石種が安心です。

不安に思われたら、無料相談、無料見積もりをご利用ください。

フリーダイヤル 0120-953-574 までお気軽にお問い合わせください。

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