どことは言いませんが、墓石は小さいんですが、昔から基礎工事をする慣習がなく、お墓は傾くのが当たり前の地域があります。

僕の会社では要望が大変多い地上カロート式デザイン墓のような墓石は、昔は皆無だった訳ですから、基礎工事はやった事はありません。

基礎工事と言ってもコンクリートを2センチほどの厚さで塗ってある程度です。

僕の会社の据え付け工事の方が、間違いなく頑丈です。

追加彫刻や墓石の修理も石材店の重要な収入源で、いまだに大谷石でセールスしているお店もあるくらいですね！

何十年も修理が必要ない墓石を作ったら、飯の食い損ないになります。

GLから30センチ彫り下げ、わりぐり、目つぶし、鉄筋の20センチ以下の結束、水抜き、コクリート、バイブレーターのべた基礎なんて、仕様書は、「やった事無いからわかりません！」の世界です。

とは言え、地上カロートの墓石なんて、基礎が崩れたら、もろいなんてもんじゃありません。

どんな頑丈な図面でも、いずれ壊れます。

多少の費用がかかっても、遠隔地から施工に行ってもらうことにしています。

たまには泊りで職人さんを接待するのも社長の仕事です。

エッ！なんですって？「旗降って飲み屋に、連れて行くのは、あんたでしょ！」なんて言われそうです。

「そうかも？」?

石にこだわりをお持ちのお客様の想いを叶えてあげたくて、対応エリアを広げてまいりました。

本社直接の対応エリア外の地域では、価格が高くならない様に、墓地確認、基礎工事、施工の立ち合いは出来ません。

でも初めての石材店さんには、必ずうかがって施工の仕様のすり合わせはいたします。

ご安心ください。