「インド産の最高級品らしいんですが?」「石種は書いてありますか?」
保険の査定会社からのご相談でした。
「画像をお送りしましたが、車止めに使ってあった外柵に車が当たって割れたらしいんですが、16万の見積もりが出ていますが、妥当でしょうか?」
お墓で言ったら、小さな外柵の1本位の大きさの車止めが二つに割れていました。
「この画像では石種がわかりませんが、その位はかかるでしょう。
加工して、輸入して、ユニック車、人件費を考えたらそれ位は仕方ないと思いますよ!」
「そうですかー!色が違うから左右2本買えて、32万で、工賃含めて50万円ですが妥当な金額なんですね!」
「ちょっと待ってください。工賃は別なんですか?」
「別で,人工代2名と」
「すいません!そこは、大型の普通車入れますか?」
「入れますよ!」
「それなら2名はいらないと思います!
小型のユニック車がつかえれば、作業は一人で半日かかりません。
私は16万で全部だと思っていましたので、それ位はと申し上げました。
後は御社でご判断されることです。
こんなお返事しかできませんが、よろしいですか?」
時折りこういった業者さんからのご相談も受けるんですが、小さな仕事でも、職人やユニック車が動けばそれなりに費用は掛かります。
左右2本であれば、石代は増えますが、ユニック車や職人の日当は同じです。
それと石には必ず名前があります。
国産、インド産、スウェーデン産だけでの購入は危険です。
ましてや最高級品なら名前はありますよね!