天山石でも種類があるので、ご注意です!
「天山石の特級ですか?取り扱っていますが、天山石材の石と田中石材の石がありますが、どちらか決めていらっしゃいましか?」
「天山ですよ!天山の特級!」
電話でこんな会話をすることがよくあります。
お逢いしてサンプルをお見せしながらご説明する時は、お時間を空けていただいて、ゆっくりご説明できるので、わかりやすくご説明出来るのですが、お電話やメールだと長くなっては申し訳ないので、中々うまく説明できません!
天山石は、石目は少々大きめですが、国産材でもトップクラスの硬さと、極めて低い吸水率、経年変化が少なくて、九州を代表する銘石の一つです。
天山石として扱われるのは、天山石材と田中石材の丁場で採掘される石材だとされていますが、この二つで比べると色目が違います。
また天山山系付近では、天山石の他に、椿石、七山御影、富士御影が、採掘されていて、これがよく似ているんですよ!
硬さ、吸水率、経年変化も申し分ない性質で、紛らわしいことには、石材図鑑にも天山石系の天山石としてあるもんですから説明に困るんですが、比べると石目、色共に違います。
品質が良くて、比べないとわからない位なら良さそうなもんですが、原石の価格が違います。
これを聞くと良くないですよね!
良くないとお考えの方は、サンプルを取り寄せてもらって、価格も教えてもらいましょう。
国産材でお墓をご検討の方は、石でダマサレナイための基礎知識(国産材類似編)をご覧ください。