お墓は、だれか亡くなった時以外に建てると、お墓に入る人がいないと早く死を招くようで縁起が悪いと考える方がおいでになります。

ですが、「寿陵」と言って、ピラミッドや秦の始皇帝、日本でも聖徳太子のお墓が生前墓です。

最近では昭和天皇も生前にお墓を建てられました。

大乗仏教の中では、生前にお墓を建ててお参りする方に七分の六、お参りされたご先祖様に七分の一の功徳があり縁起がいいこととされています。

また、「一度死んで、清らかになって生まれ直す」過去の罪が消え、病気が治り、健康で長生きできるなどの民間信仰があります。

最近では、残された方にお墓づくりの面倒や金銭的な負担をかけたくないという方が、生前墓を建てられるケースが増えてきています。

ご自分の納得の行くお墓を建てたい方にも、生前墓が人気です。

何よりお墓は仏壇と同じで、相続税がかからないのを、重要なポイントにお考えになる方もおいでになります。