- 原産国:
- 日本(茨木県 桜川市)
- 吸水率:
- 0.315%
- 圧縮強度:
- 112N/m㎡
- 見かけ比重:
- 2.604t/㎥
特徴
筑波山系のひとつ加波山の一帯で産出され、産地としてはそのふもとにある桜川市(旧真壁町・大和村)が産地としてよく知られています。
およそ6000万年前にできた地層で、比較的新しい花崗岩です。
白色または薄青、薄黒を帯びた白色をしており、研磨すると光沢に優れていて、持続性も良い石材です。
磨いた面は微かに青みを帯び、青みや黒みが強いほど高級とされ価格が高くなる傾向にあります。
真壁小目石より石目が大きく、ややグレー系の石質です。
優しい雰囲気の墓石が出来上がります。
常陸こみかげ石とも呼ばれ、採掘量も豊富で建築材等広い用途で使用される。
年間採石量:312,000才
注意点
変色しにくい石ですが、白玉が出ますので注意です。
中国産G603と見分けがつきにくい石材です。
主な建造物
三越本店のライオンの台座 皇居前広場の楠木正成像の台座