- 原産国:
- 日本(岡山県笠岡市北木島町 北木島)
- 吸水率:
- 0.17%
- 圧縮強度:
- 164.26N/m㎡
- 見かけ比重:
- 2.64t/㎥
特徴
白色を主とした中粒の黒雲母花崗岩で、「中目」、「瀬戸赤」、「瀬戸白」、「サビ石」の4種類がある。
石目は中目の均一で、硬度は固いが、粘りがあるため加工がしやすい。
昔から北木御影として知られ、墓石材だけでなく、大材が取れるために鳥居や建築材にも多く使用された。
瀬戸内海に浮かぶ島なので、海運を利用した物流で、広く扱われた。
上場の石は錆びやすいために、200メートルも掘り下げられた丁場は圧巻。
無垢の代表色「白系御影石」から、吉相墓に最適とされている石です。
近年価格が高くなってきているので、新規建墓に使用されるケースが減ってきている。
主な建造物
江戸初期の大阪城、日本銀行本店、靖国神社の鳥居、大阪城桜門の竜石