- 原産国:
- 日本(福岡県 京都郡 犀川町)
- 吸水率:
- 0.14%
- 圧縮強度:
- 174.37N/m㎡
- 見かけ比重:
- 2.65t/㎥
特徴
薄青味を帯びた花崗岩です。
採掘は大正8年と比較的新しい石材です。
年間の採石量はそれほど多くなく、希少価値の高い石材で、関西では「幻の銘石」と呼ばれたこともありました。
九州で消費されることが多かったが、近年関西地区での人気も出てきました。
天山石の代替品としても使用されましたが、近年天山石より高額になりました。
細かすぎず粗すぎない中細目の石目で、美しく、落ち着いた濃紺の色合いにみえます。
石質の緻密な部分は青味が濃く、硬質で艶持ちのいい石材です。
吸水率の低さは日本屈指で、細粒で硬度が高く、雨による変色が少なく、耐光性にも優れています。
国内の墓石材でトータルバランスに優れた最高峰の石です。
90%が墓石材、10%が建築材として使用されています。
採掘された殆どが墓石として使用されています。
注意点
石ムラ、ナデ、石キズが多く、歩留まりが悪いです。
その為、国内加工がお薦めです。