ガラス墓始めたんですか?
「見せて欲しいな・・・?」
この方は、友人の娘婿さんなのですが、石材店の社長さんなのです。
いつも私のブログを読んでくれていて、聞きたい事があると、チョクチョク遊びに来ています。
先日のブログを読んで、ガラスのサンプルを見たいのと、仕入価格を知るのが目的の訪問ですね!
伝統的な和墓をお求めになる年配の方もおいでになるのですが、本当に少なくなりました。
50代より若い方は、洋風かデザイン墓をお求めのお客様が殆どです。
ライフスタイルが多様化して、宗教的な価値観が大きく変わって来ています。
宗教色の強い伝統から、自分らしく故人らしい表現を大切に、お墓づくりをされる様になって来ました。
個性的なデザイン、異なる石を使用したデザイン墓石は、普通に見ることが出来ます。
最近では、新しい墓石素材として、ガラス、リサイクル、ステンレス墓石のお問い合わせまで頂くようになりました。

「まだ分らない事があるんだよね?」
私の出来る事であれば、お役に立ちたいと思っていますが、御影石、安山岩、大理石等のご要望以外では、中々お応え出来ていませんでした。
お客様からのご相談の中で、リサイクルだと安くなりますか?とかステンレス墓石の価格の問い合わせが有ります。
リサイクルは、加工代が高いので高くなります。
現在の墓石に想いがあれば別ですが、新品の御影石で、お値打ちにお作り出来ます。
ステンレスの場合、オリジナル加工代金になりますから、これも高価になります。
墓石という部分では、私たちの仕事ですが、「石屋が一生懸命やる仕事でもないかな・・?」と考えています。
ガラスをデザインとして、使用するのは以前から興味もありました。
御影石は、艶を出す事が出来ても、光を通す事が出来ません!
水を吸う事は無いので、強度さえ担保出来れば、個性的なカラーや紋様も可能になります。
ハンマーで叩いて割れない画像を見せてもらっても、正直全体をガラスにしようとは、どうしても思えません!
でも一部分をガラス使用にするのであれば、破損するリスクも少ないので、気の小さい私でも挑戦できます。
今回、お客様からのご要望もあり、施工経験のある提携店と、図面上の打ち合わせをする事も出来たので、新しい墓石素材として扱う事にしました。
御影石とガラスの接点に、緩衝材やボンドを使用しなくては、破損につながります。
図面上どれ位の空きが必要なのか?どんな加工が必要なのか?提携店の施工しやすい様に作らなくてはなりません!
仕事をお受けすると決めてからは、国内のガラスメーカー何社かに、問い合わせと訪問をして、取り組み先を決めました。
提携先は経験者ですが、私はガラス初心者なので、事故らない様に安全運転しています。

「実は御影石でも、いつも心配しています」
その苦労をアッサリ頂こうと、トンビの様な方が目の前に居るんですがね!
「国内メーカーに依頼したオーダーメイドだから、サンプルは無いよ!」

「この前のブログに、画像が載ってたじゃ無いですか?」
「アレは、中国!アレが見たいの?」
「そうですよ!何処もべら棒に高いんですよ!ほら!去年、ステンドグラスのメーカーが、ガラス墓のDMを送って来たじゃ無いですか?高いんですよね!」
「確かに何処も高いよね!あそこ中国生産をしているって聞いたけど?」
「そうなんですか?縦横これ位で厚み2センチですが、何十万もするんですよ!考えられますか?」(笑)
「アートガラスと言うのが高いのよ!ロイヤリティが入っているからね!シッカリ儲かるよな~!(笑)国産オリジナルには、もちろん価値が有るけれども、もう少し抑える事が出来ないか?と思うね!」
「本当!お金持ちしか作れませんね!」
「このサンプルでよかったら、安く作りたいアンタの願いは、叶えられると思うよ!」(笑)

「そうですか?だから来たんです」
「施工も教えてくださいね!」
「仕入れの相談は乗っても、施工は無理!まだ私が教えるレベルじゃないもの!仕入れ先と施工方法は、自分で何とかしてちょうだい!(笑)」
今回、国内の何社も訪問して、会社毎に大きく値段が違うのが良く分かりました。
墓石もお店ごとに値段が、大きく違います。同じですね!

それぞれ施工方法に違いはありますが、提携店には感謝しています。
デザインガラスの予算でお悩みなら、お気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-953-574
追伸、ブログ番外編
この方は石屋の先輩が経営する会社の社長です。
娘婿さんなのですが、何もしない爺さん(義父が会長)に丸投げされて、一人で苦労している気の毒な方です。
私とは家族ぐるみのお付き合いをしています。
「ご無沙汰しているけど、調子はどう?」
「いい訳ないじゃ無いですか?」
「会長は元気なの?」
「仕事を辞めてから、若返りましてね!毎日麦わら帽子をかぶって、野菜をお作りです(笑)」

「健康が一番!」
「羨ましい爺さんだな~!で!何とか食べれそうな物出来ているの?」
「石を見るのと同じ位難しいって言ってましたね!この前、自慢しようと伺ったみたいですが、お留守だったみたいです」
「それは悪い事したな~!謝っといて」(笑)
「実はその頃、LINEで写真を送りませんでした?今泉の?」
「ああ!送ったな~」
「それが~~!アイツ何処行っとるんや!と義母さんに見せたのがやぶ蛇で~!(笑)」

「買った方が安い野菜作りばかりして!」
「私は何処にも連れて行って貰って無い!」と、義父さん怒られてましてね!何処か二人でお出かけになる様ですよ!」
「それは悪かったな~!(笑)悪気は無かったのよ!」
「良いんですがね!(笑)社長が行くのは、宮城県まででしたよね?今泉って岩手県じゃ?」
「よく見とるな~!HP上は、提携店にお願いしているんだけれども、行けるタイミングであれば、無理のない程度にね!早起きしてチェックアウトして行ってきたのよ!金色堂!」
「○○ちゃん(義母)甘えてんだろ!言っといて!良かったな~」つて!またLINEするって」

「安全運転!安全運転!でも意外と遠くまで行けるんです」
昔は1000キロを一気に走っていましたが、最近は時間の余裕を持って、宿泊も増やすようにしました。
会社とやり取りして頂いて、私の会社でお役にたてそうなら伺っています。
お気軽にお問い合わせください。