「青目の御影石が良いと聞きました!」
「天山石が良いらしいのですが?」
「いい石ですよ!国産材の中でも、屈指の性能を備えた銘石です」
「中でも紺碧と言う石が最上級らしいですね!」
「紺碧ですか?天山石材の最高級品ですが、濃いグレーの色目がお好きなのですね~」
「ええそうなんですが、金額がね~・・・?」希少品をお求めのお客様かと思いましたが、アレアレ・・・?

何かお話が変わって来ましたよ!
お話を聞いて行くと「一度だけの事だから、日本の石で作った方が良いですよ!」と、他にも庵治石や大島石も薦められたが、どれも高くて手が出ないので、私の会社の無料見積もりに、ご連絡を頂いたそうです。
石材店の青目の説明は、間違ってないと思います。
表現が下手かもしれませんが、石の業界での青目が良いといった表現は、白系からグレー系の石が研磨されると、水が青く感じる様な透明感がある艶が出る事です。
私も石を見分ける時に、透明感を大切にしています。
石は鉄分を含んでいますので、錆びのリスクはゼロではありません!
だから、少しでも濁りがある石の扱いは控えています。
でも青目の表現を業者間でよく使いますが、石屋でもいい石を見続けていないと、青目かどうか?を見分ける事は、中々難しのではと思いますね!
石の良し悪しが分からなくても、石の好きそうな商談相手を感じられた方が、分かりやすいかも知れませんね!
「天山紺碧などは、申し分のない石質ですが、日本の石の中には、他にも青目で綺麗でお値打ちな石が沢山あります。もう少し安く作れる石の紹介はしてもらいませんでしたか?」
「羽黒・・・?」
「羽黒青糠目石かな?羽黒はもっと高かったんじゃ無いですか?分かりました!見積もりをお出しして見ますので、墓所の広さや、墓石の形や大きさを決めませんか?それに日本の石の国内加工をお望みなんですね!」
「石屋さんに薦められただけで・・・?」

「そこまで拘っていません!」
「同じ作るなら、値段だけでは無くていいお墓にしたいですが、ちょっと高すぎないか?と、いい石なら日本でなくても良いかな~?と思って!かしこさんの価格表を見たら、もっと安く出来るかもしれないと、お電話しました」
「そうなんですか?グレー系で高品質なら外国産も選択肢にいる訳ですね!」
最近、何度となくこれと類似したご相談を受けています。

売りたいのは分るのですが・・・?
このお客様は図面をお持ちで、LINEで送って頂けたので、天山紺碧の産地証明、加工証明、販売証明を付けて、ガッツリ施工してのお見積りをお出ししました。

「こんな安い金額で出来るんだ!」
上手いな~と思いますね!
初めての方に、耳障りの言い日本の石と言うワードを聞かせておいて、庵治や羽黒石の見積もり金額を見せた後に、天山石の金額を出されたら安く感じてしまいますよね!
アレもコレもご説明すると、お客様が迷うだけだと言われていますが、私は商売が下手なので、沢山ご紹介しています。
幾つかの選択肢の中で、予算に合わせて良いお墓を作って貰えば良いと思っています。
天山系の石で、今採掘されている七山石が、性能も優れていて、青目で紺碧と変わらない位の濃い色で、価格も若干リーズナブルです。
茨木県の真壁青小目石でも、奇麗な石が、リーズナブルな価格で、お作りになれるとお話ししました。
他にもアーバングレーの青目や、バングレー等の、インド材を中国加工した時の金額もお出ししました。
国産材でも外国産でも、いい石をシッカリ磨けば、透明感を感じる艶が出てきます。

物づくりは原材料からです。
予算に合わせて、いい石を選びましょう。
正直、扱えば扱う程、石選びは難しいと感じています。
そんな事言ったらお客さんは不安に思われるかもしれませんね!
確かめて!確かめて!石橋を叩いて!何処よりも安心できる石のご紹介をして行きたいと思います。
石の事、加工、構造、施工の事、金額の事、何でもお気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-953-574