墓石は、誰が聞いても分かる実績の石が無難です!
今年も見積もり依頼を頂いて、分らない石が多くなりましたね!
ミスティグリーン?
新MU?
新663?等、扱った事の無い石を、工場に問い合わせしていますが、分らない事が多いです。
ミスティグリーンは、何社もあたりましたが分かりませんでした。
多分、石材店や商社が、他社と相見積もりをされない様、勝手に付けた名前ですね!
新MUは、提携工場では分かりませんでした。何社もの中国商社に問い合わせて、やっと分かりました。
最初に石が入って来たのが2年前!
まだ一部の工場でしか扱いがありません!
流通量が少なく時間が経っていないので、経年変化等は不明です。
石は3年位経過してから、スジが出て来たりすることも有ります。
錆やヒビのトラブルも分から無い!
丁場(採掘場)の継続性も分からないし、在庫量も知れていますから、万が一トラブっても、修理や、作り直しも難しいかもしれません!
クンナムやPANの様に、入手が全く難しくなってから、新MUが出て来るのも分からなくありません!
本来のMUの細目、中目共に健在で、綺麗な石を選んでおつくり出来るのに、何が悲しくて訳の分からない石にMUと名が付いているのでしょうね!
MUの名前利用して、高く売りつけたい!
価格競争で他社に勝ちたい!石材店の思惑が見え隠れしています。
G663は、丁場STOPの影響で、原石のコストが上昇しています。
ピンク系の柔らかい石目を好まれるお客様為に、類似している石を新663で扱っている商社、工場があります。
サンプルを取り寄せましたが、困ったことに、扱う工場で石目も色目も其々違っていました。
全く違う石を新663で売っていると言う事です。
吸水率も高そうなので、経年変化にリスクを感じます。
丁場がSTOPしてから、少なくなって来る在庫の中から、石を選んでおつくりすれば、当然コストは上がります。
それでもG663は、まだ選べると思います。
コストアップの分は、利益を削るしか無いか?と考えています。
「減益になっても、トラブルよりはいいか?」
コストパフォーマンスが高くて、大変人気の高いG623も、原石在庫が少なくなって、徐々に価格が上がって来ました。
その代替品として、湖南623に飛びついて扱った石材店もありましたが、水を吸って黒くなってしまいました。
丁場も流通し始めて2年でSTOPしたのは記憶に新しい所です。
私はビビりなので、恐る恐る石を選んでいます。
多くの工場が扱い始めて、3年以上問題が無ければ、お客様にお薦めしています。
つまり採掘初年から5年位は扱わないと言う事です。
20億年前なんて古い地層の石もあります。
30年や40年の経験しかない私の様な小僧に、分かるはずもありません。
だから臆病なくらい確かめて、扱うのがベターだと思っています。
自分が安心出来ないのに、お客様に安心してくださいとは言えませんよね!
石の事、墓石の事、お気軽にご相談ください。
TEL 0120-953-574