杭打ち(パイル打ち)前回ブログの補足です。
前回の投稿で、パイル打ちのお話をしたので、お客様から心配してご相談がありました。
「○○ですが、私の墓所も打った方が良いですかね?HPにコンクリートのパイルも載っていましたが?どの位の費用が掛かるんですか?」
「ごめんなさい🙇!心配させてしまいましたね!お家は必要無いと思います!墓地確認をさせて頂きましたが、周辺の墓石の傾きも無いし地盤も硬そうでしたので、お勧めしでおりません!十分な強度のコンクリートを使用したベタ基礎仕様ですから大丈夫です!」
私のブログが、説明不足だったのかもしれません!
墓じまい後の墓所は、杭打ちを考えた方が、良いですよ的な文章になっていたのかもしれません!
それに2メートルの杭が、殆ど入ってしまった画像を載せたので、ご心配になったのでしょうね!
もっと詳しく説明すれば良かったですね!
墓じまい後の墓所の場合、二段の地下カロートを取り出す際に、1メートル位の深さまでユンボで掘りますので、40センチくらいの尺基礎を打設しても、その下の地盤が緩いままの状態で大きめの墓石を作ると、傾く可能性が有るからです。
余程大きな墓石で無い限り殆どの墓所は、鉄筋コンクリートのベタ基礎であれば大丈夫です。
墓石の重さを考えた基礎工事であれば、問題は無しと言う事です。
どの墓所も、2メートル打ち込んでしまう程、柔らかい事はありません!
打ち込め無い硬さまで到達すれば、そこで切って基礎と繋ぐようにしています。
杭は、硬い地層に打ち込んで、基礎を安定させるために打ちますから、途中までしか打ち込めない場合の方が安心です。
反対に4本杭の全てが地面に入ってしまう様だと、硬い地層に届くように、4メートルの松杭を打つ事もあります。
もう一点!
「松杭は腐りませんか?」とご質問がありましたが、松は強いんですよ!
50年以上経った古碑を片付けた際、杭が残っていました。
コンクリートの方が強そうなのですが、金属のメッシュが入っていても、衝撃で割れたりしますので、盛り土のすぐ下に硬い地盤がある場合は、コンクリートパイルを選択しますが、それ以外のケースでは、衝撃に強い松杭を選択する事が、多いかも知れません!
私の会社では、墓地確認時に杭打ちが必要であれば、こちらからご説明させて頂いております。
殆どのお客様が、地震対策を気になさいます。
対策をするに越したことは無いのですが、費用対効果を考えながら、少し強めの施工のご提案をする様に努めています。
他社と差別化をする為に、杭打ちを積極的に薦める会社もある様ですが、杭を打ったぐらいで、40万も50万も違う事はありません!
石材店毎に説明の仕方が違いますので、分らない事はお気軽にご相談ください。
ご相談は 0120-953-574 お見積もり墓地確認は無料です。
基礎工事のページは、もう少し詳しい説明になる様に、更新させて頂きます。