石材店の不安にさせるトークに惑わされないで!
「アレ?こんな墓石だったかな?」建て上げに行くと、最初お聞きした墓石のイメージと、全然違う事があります。
私の仕事は、墓地確認、海外検品、建て上げ検品です。
墓地確認は、墓所の広さ、地盤、勾配、工事に必要な機材や職人の人数等の確認をして、見積もりには必要な作業です。
同時に石材サンプルをお見せして、施主さんのご予算やイメージを聞き、墓所や参考墓石の画像と共に、会社に送っています。
後は会社と施主さんにお任せするものですから、現場に行って、自分が想ったよりデカイ事があります。
「これって?かなりフンパツしていませんか?」
「他の石材店と話を進めていたら、さすがに予算オーバーで、考えますと返事をすると、安く売っている会社は、最初安いことを言っていても、ドンドン高くなると聞いていたので、最初は少なめにお話ししたのです」
「イヤ~!思ったより大きかったですからね!」
「見積もりに、アレもコレも含んでいますか?と聞いたら全部だと言われました。石を変えたら、今度は見積りが安く出てきましたから、段々大きくなってしまいました」(笑)
「予算内ならいいのですが?」
「カタログの会社より安かったです。それより本当に社長が来るのですね!」
「他に仕事ないですからね!」(笑)
「施工もここまでやって貰ったら安心です」
「最初にご説明しましたが、少しだけ強めの施工になっています」
「こんな事言って良いかな~?」
「何ですか?」
「あそこは遠くから来る分高くて、後々修理出来ないと言われていました」
「ボロボロですね!(笑)何言われたって平気です。他社も商売ですから、必ず不安を植えつけて来ます。修理もご心配いりません!」(笑)
今時のお客さんは、何社か回ってから問い合わせが来ます。
霊園の案内で、石の玉やナデ、ナガレ、日に焼けたり錆びたりした墓石を見せて、「安い墓石はこうなりますよ!値段は値段だけの物です」と先入観に不安を植えつけて来ます。
石材店ごとに、タイプも事情が違うので、墓石づくりの考え方もセールストークも違います。
営業マンは何とか自分の会社に注文が欲しい!自分の会社のメリットは売り込みますが、他社の不安材料も売り込みますから、お客様は迷ってしまいます。
このお客さんの様に、少しだけ勉強して、加工や施工の内容の確認をされれば、ご自分にとって価値がある墓石かどうか?が、お分かりになると思います。
墓石の価格の成り立ちは、騙されるな!墓石の値段・お墓の相場や価格の仕組みを教えます。がわかりやすいと思います。
石材店のタイプの違いや見積書の見方は、見なければ損をする!石材店(墓石店)の選び方が、分かりやすいでしょう。
最後は経営者の考え方の違いなのです。
私の場合、石選びや加工にも拘りますが、施工も少し強めの施工でお願いしています。
お墓は出来映えも大切ですが、何年か経過してその良し悪しの評価が決まるものだと思うのです。
ご遺族の悲しみが癒えるまで、可能な限り艶持ちをして欲しい。
バフ仕上げと発色剤で誤魔化すことはしたくはないです。
これなら大丈夫だと考える施工より、少し強めの施工にしたいと考えています。
評価が出た時に後悔しないためにも。私は気が小さいのかもしれませんね!
可能な限り安くおつくりする事は、決して忘れない様にしながら!
価格表は完成価格です。
お見積もりも完成価格でお出ししますので、お気軽にご連絡ください。