図面が悪すぎますね!
納骨が出来ないとご連絡があって伺うと、地上カロート(丘カロート)の開きが開きませんでした。
墓石を拝見すると和型の9寸が乗っているのに、カロート部分の壁の強度不足でした。
壁が歪んでカロートの扉が開かなくなってしまったんですね!
上が重ければ、下の強度を増やすのが当たり前ですが、デザイン性のある上の部分だけを大事にして下の部分で手を抜いたのか、下を太くするか、見えないところで強度の補てんをする指示が出ていないとこうなります。
自分で図面の設計をしないで、信頼できるなんて勘違いをすると、外国人の設計図は、往々にしてこうなります。
彼らは指示されたこと以外はやりません!
「こうしたらどうですか?」とは言われた事は、殆どないですね!
つくってもらった石材店に直して貰うようにお話ししましたが、どこで作ったかわからないとおっしゃるので、修理をお引き受けしましたが、解体してもう一度補強をしながらの立て直しですから大変費用がかかります。
白系の石を使う場合と黒系の石を使う場合は、強度も重さも違いますから、石材で強度を考えながらの設計が必要です。