墓石のCADを使っているから安いんです!
見積りのご依頼があるとご希望をお聞きして設計して、CG画像をおつくりしています。
墓地確認をさせていただくと、墓地との合成画像をおつくりしています。
実はお客様が、画像を他の石材店にお持ちになって、見積もりを依頼された様です。
画像を見せるとお店の方が、「CADなんか使ってのいる会社は、機械が高いんで墓石の値段に乗せてあるから高いんですよね!」と、けしからん事を言ったみたいです。
結局、見積もりを出すのに何日も待たされたあげく「この石はどうですか?」と別の石を薦められたらしく、大変ご立腹でした。
インド材が中国材になったらそれは納得できないですよね!
「悪かったね!相場がわからんから心配でね」と正直におっしゃったので、なぜ時間がかかって別の石を薦めてきたかをご説明しました、当社は国内加工も採掘されている近くの最もその石がわかっている石材店に依頼します。
また海外工場と直接貿易をしますので海外と互換性のあるCADが無くては仕事にならないんです。
見積もりに時間がかかったのは、デザイン墓だったので、石材商社(卸問屋)に設計を頼んだからです。
石材商社のCADの担当者は、いろんな石材店の依頼を順番に片づけていきますから、待たされることが多いです。
当社は、遅くても翌日には画像や見積もりが出ます。
石材商社を通せば、当然貿易の管理やCADのサービスに人件費や維持管理費がかかりますから、その分のマージンが乗るのは当たり前です。
海外のホテルで商社の社長や役員の連中と話すんですが、「CADの管理費なんか月一万円位だし、償却費も大したこと無いけど、高いのは人件費だよ!」とみなさんおっしゃいます。
小売屋さんの設計図や画像をつくるためにCAD担当者を何人も採用しているのが、一番金がかかるそうです。
もっとも私は、自分で検品するために渡航しますので、その分経費をつかっていますがね!
中華航空の格安チケットで往復5万円台です。
一度に幾つもまとめて検品しますから、商社に頼むより全然安くつくれます。
売りたいのはわかりますが、間違った説明で、自分の店が安いように話すのは、よくないです。