- 原産国:
- 日本(茨木県 石岡市)
- 吸水率:
- 0.2%
- 圧縮強度:
- 161.32N/m㎡
- 見かけ比重:
- 2.659t/㎥
特徴
石岡市の加波山で採掘される花崗岩です。
加波山の東側中腹で採掘されるのが真壁小目で、真壁中目は加波山の西側、東側で採掘される中目をやさと御影とよんでいます。
淡い青味を帯びた色合いで、桜の花びらを散りばめたような美しい模様が特徴です。
ビシャンや小たたきの仕上げをしても、独特の表情をだし、「茨城中目」とも呼ばれている。
比較的サビもでにくく光沢が長く保たれる性質を持ち、白黒の石目のバランスが良く優しい感じを受ける石目の白系御影石です。
古くは鎌倉時代から、古碑や五輪塔に使用され、雨風や雪にも強く軒年変化の少ない石です。
沿岸部でも錆が出にくく劣化に強いと言われています。
埋蔵量も豊富で国産材の中でも、リーズナブルな石種です。
主な建造物
東日本大震災慰霊碑「千年塔」、霞ケ浦市歩崎公園帆引き船発祥の地記念碑