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お墓や墓誌、お位牌などに故人の年齢を記す際、「享年」と「行年」のどちらを使えばよいのか、また「満年齢」と「数え年」のどちらで記せばよいのか迷われる方も少なくありません。
このページでは、年齢を簡単に確認できる「享年・行年計算ツール」とあわせて、それぞれの意味や考え方について分かりやすくご紹介します。
「下の計算ツールに生年月日と亡くなられた日を入力するだけで、満年齢・数え年を自動計算できます。墓石や墓誌に刻む年齢を確認したいときにもご利用ください。」
目 次
享年・行年計算ツール
享年・行年計算
生年月日とご逝去日から、満年齢・数え年・生後の経過年月日を計算します。
計算結果
- 満年齢
- —
- 数え年
- —
- 生後の経過年月日
- —
- 生後の日数
- —
※「享年」「行年」の表記や年齢の扱いは、宗派・地域・墓地の慣習によって異なる場合があります。彫刻前にご確認ください。
満年齢と数え年の違い
満年齢
生まれた日を0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳加える、現在一般的に使われている年齢の数え方です。
たとえば、1950年10月10日生まれの方が2025年8月1日に亡くなられた場合、まだ75歳の誕生日を迎えていないため、満74歳となります。
数え年
生まれた時を1歳とし、その後、元日を迎えるごとに1歳を加える伝統的な年齢の数え方です。
基本的には
「亡くなられた年 」−「 生まれた年」 + 1
で求めることができます。
1950年に生まれて、2025年に亡くなられているのであれば、
2025-1950+1=76歳
となります。
「享年」とは?
「享年(きょうねん)」は、故人がこの世で生を享けた年月を表す言葉です。
墓石や墓誌、お位牌などでは、
「享年八十五」
「享年八十五歳」
などと刻まれます。
古くから「数え年」で表す例が多く見られますが、現在では満年齢を用いる場合もあり、必ずしも全国共通の決まりがあるわけではありません。
「行年」とは?
「行年(ぎょうねん)」も、亡くなられた方の年齢を表す際に使われる言葉です。
墓誌などでは、
「行年八十五歳」
といった形で刻まれます。
享年と行年の使い分けについても、宗派や寺院、地域によって考え方が異なるため、「享年なら必ず数え年」「行年なら必ず満年齢」と単純に決められるものではありません。
菩提寺がある場合は和尚様に確認いただくのが間違いないかと思われます。
墓石には「享年」と「行年」のどちらを刻めばいい?

墓石や墓誌に刻む場合、享年・行年のどちらか一方が絶対に正しいというわけではありません。
実際の文字彫刻では、
- 享年 ○○
- 享年 ○○歳
- 行年 ○○歳
- 満 ○○歳
など、さまざまな表記があります。
大切なのは、すでに墓誌に刻まれているご先祖様の表記や、寺院・宗派・地域の慣習との整合性を確認することです。
すでにお墓がある場合は、過去に刻まれている方の表記に合わせると統一感が出ます。
満年齢で彫られているのか、数え年で彫られているのかは、このページの上部の計算ツールで確認してみてください。
よくあるご質問 Q&A
Q. 享年は満年齢ですか?数え年ですか?
伝統的には数え年で表記されることが多いです。
ただし現在では満年齢で表記するケースもあり、宗派・寺院・地域によって異なります。
墓石や墓誌の場合は、すでに刻まれているご先祖様の表記に合わせる方法がおすすめです。
Q. 行年は満年齢ですか?
行年についても満年齢・数え年の扱いには地域や寺院による違いがあります。
行年だから必ず満年齢を使うとは決めず、既存の墓誌や菩提寺の考え方を確認することをおすすめします。
Q. 「才」と「歳」どちらを使えばいいですか?
「享年○○才」や「享年○○歳」のどちらの漢字もよく使われています。
文字の大きさに余裕があるのであれば略式の「才」ではなく「歳」の字を使用されるのがおすすめです。
ただし、文字が小さくて「歳」を使うと、文字がつぶれてしまう場合などは「才」の字をご使用ください。
既存の彫刻がある場合は、以前の彫刻と統一される方が自然です。
Q. 誕生日前に亡くなった場合、数え年はどうなりますか?
数え年は誕生日ではなく元日に年齢が増えるため、誕生日の前後は関係ありません。
Q. 墓石には享年と行年のどちらを彫りますか?
どちらかが全国共通で正しいという決まりはありません。
すでに墓誌に彫刻されている場合は、その表記に合わせるのがおすすめです。
追加彫刻を依頼する際に準備しておくもの
墓石や墓誌への追加彫刻をご依頼いただく際には、お墓の場所や彫刻する内容など、いくつか確認が必要な情報があります。
事前に次の内容をご準備いただくと、見積りや彫刻の打ち合わせをスムーズに進めることができます。
① 彫刻を行うお墓の場所
まずは、追加彫刻を行うお墓がある墓地・霊園の名称や所在地をお知らせください。
墓所番号がある場合は、墓所番号もご確認ください。
また、広い墓地や寺院墓地などでは墓所番号だけではお墓の位置を特定できないことがあります。
その場合は、墓地内の地図やお墓までの道順、周囲の様子がわかる写真などをご用意いただくと、現地確認がスムーズです。
② 彫刻を行う位置
次に、墓石や墓誌のどの位置に追加彫刻を行うかを確認します。
一般的には、すでに彫刻されている方の次の列に彫刻します。
ただし、
「将来、ご夫婦を隣同士に並べて彫刻したい」
といったご希望がある場合には、あえて一列空けて彫刻することもございます。
一度彫刻すると簡単には変更できないため、今後のことも考え、ご家族やご親族と相談して彫刻位置を決めておくと安心です。
③ 彫刻する内容
追加彫刻では、主に次の4つの情報を確認します。
- 戒名・法名
- 没年月日
- 俗名
- 年齢(享年・行年)
お位牌や法名軸などに必要な情報が記載されている場合は、表面と裏面の両方を写真に撮ってご用意ください。

文字の間違いを防ぐため、電話などで口頭で伝えるよりも、実際のお位牌や法名軸を写真で確認できる方が確実です。
なお、戒名・法名を授かっていない場合は、戒名・法名の情報は必要ありません。
年齢(享年・行年)が分からない場合
墓誌に彫刻する年齢が分からない場合は、生年月日と亡くなられた年月日から確認できます。
このページの「享年・行年計算ツール」に生年月日と逝去日を入力すると、満年齢と数え年の両方を自動で計算できます。
ただし、墓石や墓誌に「享年」「行年」のどちらを使用するか、また満年齢・数え年のどちらで彫刻するかについては、地域や寺院、既存の墓誌の表記などによって異なる場合があります。
すでにご先祖様の彫刻がある場合は、既存の表記方法に合わせるのも一つの方法です。
不明な場合は、菩提寺や石材店に確認してから彫刻することをおすすめします。
墓石・墓誌への追加彫刻の費用
墓石や墓誌への追加彫刻の費用は、1名様分でおおよそ税込33,000円です。
彫刻する墓石の状態、墓地の場所、作業方法などによって費用が異なる場合がありますので、詳しい料金については事前にお見積りさせていただきます。
墓石への追加彫刻で迷われた場合はご相談ください

「享年と行年のどちらを使えばいいのか分からない」
「数え年と満年齢のどちらで刻めばいい?」
「戒名・没年月日・年齢をどのように並べればいい?」
墓石の文字彫刻には、地域や寺院によってさまざまな違いがあります。
墓石のかしこでは、墓誌への戒名・法名などの追加彫刻についてもご相談いただけます。
現在のお墓や墓誌のお写真を確認できれば、既存の文字とのバランスや表記を確認しながらご案内することも可能です。
大切なお墓に刻む文字だからこそ、分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。