カンボジア産なのか?中国産なのか?
「石材店で違うんですよ!」
614の石材名で薦められているらしいのですが、同じ614でも石材店が変わると、其々違う国名で説明されたそうです。
業者間でも、この石は国名が付いていないと、分かり難くなっています。
石材名を聞いただけでは、私にも分かりません!
同じ名前の石が、カンボジアにも中国にもあります。

「紛らわしいですね!」
良く分かっていないのか?説明不足の石材店や営業さんがいる様で、曖昧な販売をしているのかもしれませんね!
同じ石材名でも、原産国が違う事を説明して「この石は○○○○産出です」と、お客様に伝えていれば、ご心配になる事は無かったでしょう。
614は中国にもカンボジアにも有るのです。
元々G614は中国の石です。
Gはグレナイト(花崗岩)次の6は福建省、次の二桁は石番です。
白系細目でリーズナブルでしたので、多くの石材店が扱っていました。
私はG614-5の時は、石目が綺麗でしたので、幾つかお作りしましたが、G614-7になってからは、トラブル情報も有ったので、取り扱いを控えています。
中国産614の価格は、以前よりかなり高額になって来ています。
多分カンボジア産出のOW-1を、中国産のG614に似ているからと、カンボジア614として、流通させている業者の石ではないか?と思います。
中目のOW-1と比べて、若干青みが強くて、石目の細かい物が、614sの名で流通しています。
この石には他にも名前が有って、OW-2とかOW-3の名前でも流通もしています。
OW-2とOW-3の違いは、販売している会社が違うだけで、同じ石です。
更に、中国産AG98にも似ているとして、カンボジアAG-98の名前でも流通しているようです。
つまりカンボジア614=OW-1
カンボジア614s=OW-2=OW-3=カンボジアAG98で、同じ石なのです。
勝手に付けられた石材名で、其々違う販売経路で流通しています。
石材業界では、こんな事「アルアル」なんです。

(G614-7と江西AG98は扱いが有りませんので、工場から画像を送って貰いました)
並べて比べると違いますが、扱った石でないと石屋でも、分かりません!
素人に分かるはずが無いと、適当な説明をされる方もいらっしゃる様です。
AG98とAG213は、大島石に類似しているからと、中国大島として販売されていた事もあります。
その内、カンボジア213、カンボジア大島なんて名前で販売されるかも知れませんね!(大島石は、愛媛県産出の銘石です)
庵治石、大島石、天山石、万成石、山崎石、真壁石、稲田石、深山吹雪石等、国内産出の銘石は、外国産の石材名に、例えば「中国庵治」の様に使用されている事が多いのです。
今度は、中国の石種名にカンボジアを付けて、販売されているようですね!

「こんな説明で分かって頂けましたか?」
カンボジア産出のOW-1とOW-2は、安価な中国材に比べても、コストパフォーマンスが高いです。
大きな墓石をご希望の方には、特にお薦めの石材ですが、それだけに名前を変えて、粗悪品が流れる事もあります。
知らない石材名でも、取引先に確認する事も出来ますので、何でも聞いてください。
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