カロートの蓋が開かないのですが?
ご自分で納骨しようと、カロートの蓋が開かないそうです。
納骨にご一緒されていたご親戚の方に、私の会社を紹介されてお電話を頂きました。
ご紹介者は、私の会社でお墓をつくって頂いた方なので、何とかご協力をしなくてはと、お話をお聞きしました。
「全く動かないので、開け方を教えて貰えませんか?」とおっしゃるのですが、カロートには、舞台があり上から納骨するタイプ、舞台の前を開けて納骨するタイプ、墓石の前に置かれた石板(拝石)を上げて納骨するタイプがあります。
ご親戚とご一緒に墓所にいる訳ですから、それは焦りますよね!
今すぐ何とかでしょうが、行くことは出来ないので、LINEで画像を送って頂いて、カロート蓋の形式確認は出来ました。
●「蓋を開ける時に、指ががかかる様になっていますよね!」
○「あります」
●「コーキングで目地がしてありますか?」
○「無いみたいです」と言われました。
このタイプの蓋が動かない場合は、水で付いているか?重すぎて動かないか?それとも墓石の重さで、天板が少し下がっている可能性があります。
カロートの蓋の指がかかる部分に、ハンマー(金槌)やドライバーの柄の部分を差し込んでみる。
石に金属が当たらない様に、支点に何かを挟んで、テコの力を利用して、動かしてみる。

動けば、水の接着からは剥がれています。

「少しでも動けば、大丈夫です」
それから傷がつかない様に、蓋の前の砂を洗い流してください。
最後に、柔らかいタオル等を前に引いて頂いて「強く手前に引いてみてください」とお願いしました。
何とか開いたようで良かったのですが、東京(関東)の墓石図面は、都立霊園の盛り土35㎝ルールに、合わせて作られている事も多いです。
骨壺を納骨しやすい様に、高さギリギリの図面だと、何年か経って天板が少し下がると、動かなくなる事もあります。
図面作成時に、予め下がる事を想定してあれば、避ける事が出来ます。
今回のケースは、ギリギリだった様で「今後の事をお考えになるなら、蓋の上下を少し削って貰われた方が良いです」と申し上げました。
「かしこさんでお願いできませんか?」と言って頂いたのですが「修理もしますが、私の会社の提携店に、お願いする事も出来ますが、費用が掛かります。大した金額では無いですが、作られた石材店が、無料でやってくれると良いですね!」と申し上げました。
霊園の事務所に問い合わせれば、工事申請をした石材店が分かるはずです。

「何か有ったらご連絡ください」
今回、時間が無い事なので、私もチョット焦りました。
納骨だけで石材店を呼ぶと、2~3万円はかかります。
ご自分で出来るなら、墓石が傷つかない様に、古くなったバスタオル等をお持ちになって、本番前に開ける練習をされるといいですね!
墓石の事、仏事の事、遠慮なく無料相談をご利用ください。
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