墓石の見積もりは、完成価格!追加費用なんてとんでもない!
石材店同士の宅飲みしながら内輪話です。
お客様があまりにも追加費用が無いだろうね!と念を押されるので、「墓地確認をさせて頂いていますので、見積もりから追加のご請求をする事はありませんが・・・?」とお返事をしました。
他社から「基礎工事で水が湧いたりした場合は、追加で費用を頂く事があります」と言われたそうです。
友人に「追加は無いやろ~」と話をすると「多分アソコだろうな!」
「俺もそう思う」(笑)業者同士ですから、どこがどんな商売をしているのか?大体分かっています。
「全くいつまでそんな商売がまかり通るのかな~?」
「無理!無理!年寄りの顔色見ながら、一発ボッタクッテ半年分の生活費を頂き~だろ~な!払ってしまう人がいるもん!そう簡単に廃業にはなら無いぜ!」(笑)
「アンタも言ってはならんことを、言い始めて、突然ベルトが回転し始める奴だな!」
ビールが回ってドンドン調子がでてきました。
「金額だけ見たら、うちの会社が安売りみたいで、嫌になるよ!モノは、絶対うちの方が上なのに」
「アンタは、安・売・り!自覚が無いんか?だいたいやね~HPに加工から基礎工事から何もかも載せてやね~!挙句の果てには、価格まで載せやがって、お客さんのアレコレ聞かれて、俺の会社だって迷惑しとるんだからな!俺だって地元で商売してないから、大目に見てやっているだけだからな!」
「お年寄りが、少しだけでもHPを見てくれればな~!」
「年寄りはネットでは買わん!向こうは向こうでお前の事、迷惑な奴やとボロボロに言っとるかも?」
「見積もりの後出しジャンケンは、目をつぶっても後出し請求は許せんな!これも見積もり比較の安売り競争の弊害かも?」
「さすがに俺も水が出たくらいで、請求はせんな!地元では敵なしの値段でも、日本中回っていたら、安売り屋さんとぶつかって、アンタより安く売る石屋に負ける事があるだろ~?」
「いつもさ!」
「負けたら悔しく無いんか?」
「悔しいよ!やっている事が分かっている訳だから、形だけ作って、原価ギリギリの見積もりで、着いてこんかい?とやってやりたいと思う事もある」
「見積もり出す時に怖くないか?」
「う~ん!ま、怖いけれど?悩むのは嫌だから、うちは原価積み上げ価格にしているかな?でも負ける事より、自分の会社のビジョン?ビジョンで良いのかな?一応私みたいな者でも、プ・ロ・としてやね!一旦質を譲ってしまうと、どんなお墓をつくるのかを分からなくなってしまって、何も出来なくなってしまう事の方が怖いかな?何でもいいから値段だけ!と言うお客さんの想いを叶えて上げるには、殆ど変わらない値段まで来ていると思うけど、反則無しで戦うには、今一つ力不足と諦めるしかないのよ!」
「言うね~!」
石屋の宅飲みはマダマダ続きます。
私の会社は、店舗でお客さんを待っているのではなく、こちらから出かけて行く会社です。
農家が産地直送の野菜を売りに行く様な商売を、石屋でやっています。
現在コロナで渡航は出来ませんが、不要不急の移動ではありませんので、国内には出かけています。
墓所の確認、施工の立ち合いは必ずしています。
追加の彫刻(名彫り)や修理、リフォーム等も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。