ブログ

BLOG

八柱霊園でのリフォームです!スッキリしました!

遠隔地でも修理の問い合わせを受ける事も増えてきました。

建てた石材店で無くても、遠慮する必要はありません!

建てられてすぐのクレームで無ければ、修理でも有料です。

関東でも関西でも、建てる能力があれば、当然修理出来る訳で、リフォームの対応をさせて頂いております。

修理で多いのは、墓石の傾きの補修です。

関東の墓石は、墓石の下にコンクリートの二段カロートが、入れられている事が多いです。

傾きの多くは、このカロートを埋める前に、その下の地盤固め(基礎工事)がしてないことが原因です。

その上に重い墓石が乗りますから、重心のかかる後ろに、傾いている事が多いですね!

墓石を拝見しないと分かりませんが、墓石だけの傾きの場合は、比較的簡単な修理で済みます。

ただ外柵も同時に沈んでいる場合は、墓所の広い部分が地下で動いている可能性があります。

この場合、傾きを修理しても、スグに傾きが始まる場合があります。

先々の事もお考えになって、墓所内の基礎工事のやり直しも、選択肢としてご説明することにしています。

今回のケースでも、傾いている墓石を見て欲しいとのご依頼でした。

現地に伺うと、12平米ですから大きな墓所です。外柵は、既にブロックで綺麗に積み直してありました。

昔は、外柵を大谷石でつくることが多かったので、経年変化でボロボロのなっている事が多いです。

このお客様は、建築関係の業者さんに依頼されたようですが、ブロックを積むなら石屋より旨い訳です。

墓所なら石材店と決めつけないで、業者さんを選ばれる発想がいいですね!

石材を扱うなら石屋ですが、それ以外の基礎工事や建造物は、建築や土木の関係の会社の方が、頑丈でお値打ちの場合もあります。

広くて大きな墓所だと、リフォーム工事もやり方次第で、費用が全く違ってきます。

12平米ですから、改修工事(建て替え)なんて事になったら、250万ぐらいで見積もる業者もあれば、1200万ぐらいの見積もりを平気で出す大手もあります。

その見積もり金額の大きさに、足踏みされている方も多いと思います。

今回、お客様が現地確認に立ち会って頂けましたので、ご希望をお聞きしながら拝見させていただきました。

墓石は後ろに傾いていますから、カロート下の基礎工事が無い事!外柵は積み直してあるので問題なし!気になったのは、植木の大きさです。

その昔、墓石をつくられた時に、可愛らしい木を何本かサービスするのが、流行ったそうです。

最初は可愛らしいのですが、月日が経つうちに大きくなって、枝を切るのが大変です。

時には、根がカロートや外柵を壊してくるから厄介なのです。

この木の根っこは、人力で簡単に取り除けるものではありません!

過去に幹を切って、除草剤の原液をかけて枯らした方がおいでになり、腐った根が水の通り道になって、墓石が傾いた例もありました。

お話をお聞きすると、将来的に子供さんたちに面倒をかけたくないので、ご自分で綺麗にされたいのです。

草が生えない様に墓所内にコンクリートを入れたり、玉砂利を入れたりしたいご希望もある様でした。

ここからが一番大切な部分です。

リフォームのポイントは、最低限修理したい箇所は何処かと言う事なのです。

今回の場合、傾きを気にされているご相談でしたので、応急処置で傾きを直すお見積もり!

古いカロートを取り除き、石棺に入れ替えて基礎工事もする事で、将来的にも傾かないお薦めのお見積もりをお出しする事にしました。

(石棺でおつくりしても、既製のコンクリート棺と費用は変わりません!)

その他、ご相談のあった木を除いて幾ら!コンクリートの土間打ちで幾ら!玉砂利をひいて幾ら!を、個別で金額をお出しすることでご予算に合わせてチョイスしていただける様にしました。

簡単な修理でも、職人さんがトラックで現地まで移動するだけでも最低料金が発生しますので、オプションでお出しした見積もりは、単独でのご依頼よりかなり安くなります。

結局このお客様は、お見積もりした全てをされましたが、リフォームは、ご予算に合わせてされるのがベストです。

スッキリし過ぎたので、置き石の金額のお尋ねもありましたが、置きに行くだけですから、何時でも出来ますから、ゆっくりご検討ください。

この度は、お仕事を頂戴しましてありがとうございました。

インパラブルーの墓石をお求めなら、ご相談ください!

» 続きを読む

墓石づくりと価格の仕組み

墓石・価格はこちら

デザインについて

石材店や墓地の選び方

石の選び方

引越し・リフォーム・墓じまい

仏事に関すること

その他