平成最後の年は、元号だけでなく、墓石も変化の年になるかも?
新年あけましておめでとうございます。
遅すぎる年始の挨拶になってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。
昨日、やっと先輩社長と恒例の新年会をして来ました。
例年なら三が日には、年始がてらおせちをゴチになっています。
今年に限って先輩のジイが、嫁さんを連れて温泉で正月をするなんて、ラシクナイ事をするものですから、予定が合わずに、昨日になってしまいました。
「お前は、一体何処をほっつき歩いとるのや?電話しても出ん!アンタの息子に聞いたら、中国や施工やと飛び回っとるらしいやないか?飲み会がノビノビになっとるから、何回も電話したんやで!」
「それはすいませんでした!誰かさんが、還暦過ぎてから「子作り温泉旅行」に出かけるもんやから、予定が狂ってしまったんですよ!」
「誰が子作りや!毎年!毎年!正月から厚かましい奴が来るも・ん・で、カミさん大変なんやぞ!今日だって孫の世話で留守番なんや!た・ま・に・はやね~!お据え膳で正月をさせたろうかと・・・?俺は一途やからな~!世界中で遊びまくっとる何処かのジイサンの様には、なれんからな~!」
「も~仕方ないな~!お義父さんと社長は、二人寄るとジャブの打ち合いなんだから!」
「社長と言うな!師匠と呼んで頂戴!」
「お前が師匠~!」
いつもの様にジイサン同士のじゃれ合いで、気を揉むのが副社長の役割です。
「アンタにしては珍しいな!1月に中国なんて?」
「都立霊園の永代使用の許可書が12月の中以降に届くので、お急ぎのお客さんでも、それが付いてから、加工になるんですよ!春節前は、ヤッパリ気になるのよ!お客さんに任せられると特にね!それに石の在庫が、気になっていたんでね!クンナムの時に本物はあっという間に無くなったからね」
「クンナムは、全く無いか?」
「全然ダメ!中国材も600番台がかなりヤバイ!それと使用頻度の少ない石種は、在庫を積んでないから、今まで以上に入手出来ないものも出て来るよ!」
「師匠G623が後8ヵ月と聞きましたが?」と副社長。
「私は無くなる前に、販売はやめるけどね!その前に、代替の石を準備しないとな~!新石種ばかりが出て来るので、頭が痛いよ!それに払ってない石材店がいるみたいで、ボヤカレテな~!俺は送金遅らせたこと無いんだから、俺に言うなって言ってやったけどな!」
「当ったり前やぞ!アンタみたいな舅ジイサンに、度々来られて小うるさい事言われてやね!値を叩かれてやぞ!おまけに金の払いが悪かったら、誰~れも付き合ってくれへんぞ!」(笑)
いつもの様に始まった飲み会でしたが、いつの間にか石屋のマジ話になってしまいました。
石が変わるのは、経年変化が分から無いだけに、石屋にとっては深刻なのです。
業者にコピーされているばかりなので、墓石の種類と性質を、あまりいじっていませんでしたが、新しい石種との入れ替えを含めて、更新して行こうと思います。
まだまだ多いのですが、墓石の構造や強度を無視して、価格だけで相見積もりをされる方がおいでになります。
見積もり書だとばかり思っていらっしゃったのですが、発注書に書かれたお客様もおいでになりました。
悪意だとは思いたく無いですが、誤解されるようなことはしない方がいいと想いますね!
反則の販売も年々巧妙化していますので、ブログも書いて行きますが、何時でも目につく様に、HP本体もマニュアックになり過ぎない程度に、更新をして行きます。
本年もよろしくお願いいたします。