墓石基礎の鉄筋は、コンクリートが割れないために入れます。
太い鉄筋を入れることで、みなさん安心されると思います。
販売競争は白熱してくると、鉄筋の太さや交差させるときのピッチをドンドン狭くして頑丈に作ることを売りにしている石材店があります。
建築や土木関係の方はよくご存じですが、基礎工事はコンクリートでつくって、コンクリートが割れないために入れてあるのが鉄筋です。
鉄筋がお墓を支えているわけではありません!
どれだけ強度の強いコンクリートが、どの厚みでつくられるかです。
鉄筋はコンクリートが割れない太さで、強度が活かせる配筋をするのがベストです。
ピッチが狭すぎると、コンクレートが行き渡らないケースもあります。
先日基礎屋さんに聞きましたが、1トンなら、2ミリのワイヤーメッシュで、大丈夫のお話でした。
鉄筋が太いと頑丈に見えますが、どれだけ強いコンクリートを使うかが大事です。
コンクリートの強度まで説明できる石材店は、一握りかもしれませんね!
なんてブログで書いておきながら、私も6ミリのワイヤーメッシュや三分筋より細い鉄筋は使っていません。
ここで書きたかったのは、太さやピッチの狭さだけのセールストークには、惑わされないでくださいと言うお話です。