墓石材のバイオレットブルーは、石目や色が丁場で大きく違います。
ウルグアイ(チヤマング産)のバイオレットブルーは、透明感のある石英が黒雲母や白い長石などを覆っているため、採掘する山ではブルーにも見えと言われています。
磨かれた表面が、大変綺麗な石です。
吸水率が低く、艶持ちも良く、硬くて経年変化も少ないです。
和型洋型のどちらにも合います。
ただ丁場の位置や深さで色目が違います。
深い所の原石は、色が濃く錆も少ないですが、ムラが多いです。
この石材は、丁場がSTOPしていましたが、中国の会社が資本投資して、採掘が再開しました。
今回お客様からご要望がありましたが、2年前のサンプルしか無かったので、取り寄せました。
画像で石目や色が違うのがわかりますか?
もっと薄い色もありまが、バイオレットブルーらしくありません。
当社では、石の色や石目が何種類もある場合、石を指定したり、原石のブロックからサンプルをカットして磨いてお見せする様にしています。
同じ丁場でも石目や色は常に変化しています。
出来上がったら見たサンプルと全然違ったなんて嫌ですからね!