墓誌の画像を送ってこられて、「何かおかしいですか?」
画像を拝見すると、先祖代々の霊になっていました。
古くからのお家で、ご先祖様が多い場合に、この一行でまとめられた方もおいでになると思います。
「おかしくは無いですが、お家は浄土真宗ですか?」
「そうです!やっぱりおかしいんですか?宗派で違うんですか?」
「ご住職か誰かに言われました?石材店さんはご宗派の確認をされませんでしたか?」
「お墓開きの時に、住職が、これは~と言って黙られたもんですから?」
「浄土真宗では、霊は使わないんですよ!ご住職が何も言われなかったらそれでいいですよ!
いいご住職じゃないですか?
霊を消すのに埋めたり削ったり費用がかかりますからね!」
聞かなかった石材店に責任があるから作り直してもらいなさいなんて、そこまで言えないので、お返事に困りました。
浄土真宗では、霊を使いません。
他の宗派では四十九日までは、御霊前でお金をお供えして、それ以降が御仏前になるんですが、浄土真宗では、それ以前から御霊前ではなく御仏前を使います。
経験のある墓石の担当者なら必ず聞きますが、聞かれなかったら要注意です!
石材店には聞きにくいんですかね?
多分メールだと聞きやすいんでしょうね!
僕でわかる範囲ならお答えしますんで、お気軽にメールしてください。