「当社は、墓石も仏壇も葬儀も扱いますから安心です!」ウソをつけ!
親戚の葬儀に参列した後のことでした。
初七日のお参りが始まる前に、仏壇部と石材部の責任者と名のる人が喪主に挨拶に来ていました。
挨拶だけならいいんですが、言葉巧みに営業を始めるではないですか!
「お仏壇やお墓のご予定はございますか?この辺りでは、49日までにご用意される方が多いので、ご予定であれば、お早めにご検討して頂いてはいかがかとカタログをお持ちいたしました。
当社は葬儀だけでなく墓石も仏壇も扱います。
墓石は一度つくれば、何年も作りませんが、葬儀は一代でお二人は最低お付き合いがありますので、いい加減なことは出来ません!」喪主は僕の姪の婿ですから、私の商売は知っているわけですよ!
どうしようと思っているのが手に取るようにわかります。
私は私で、耳がディズニーアニメのダンボのようになっているわけで、彼は慌てて営業を別の場所に連れ出していきました。
親族でなかったら一言言いたいぐらいでしたね!
「お悔やみ商売もいい加減にしておかないとあかんぞ!一体おたくは何の会社何ですか?
専業石材店は、みんなその場限りの商売をしているんですかね!そんな石屋ばかりじゃない!たいがいにしとけ!」と
長くなるので次回続編を書きます。