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墓石にヒビがある!コーキングで修理しますと言われたが・・・?

「1年でヒビが入るなんて!」

黒御影石にヒビが入っていたので、建ててくれた石材店に修理を依頼した。

「自然の物なので、ヒビが入る事もあります。

コーキングで補修していきますから!」と言われたそうです。

ヒビから水や不純物が入って、石が傷むことがあります。

「シリコン系のコーキングボンドで、補修するのが一般的ですね!」とお答えしました。

「心配なので見てもらえませんか?」とおっしゃるのです。

でも建てた石材店が、コーキング修理と言っている訳ですから、私の作るお墓の基準で、間に入る訳にはいかないのです。

「お話を聞くだけなら・・・!」と話をお聞きしました。

建てられてから、1年ぐらい経過しているそうなのですが、お彼岸のお参りの時に、ヒビを見つけられたそうです。

見付けてしまうと、気になって仕方が無いもので、ヒビ割れから崩れはしないかとご心配されています。

小さなヒビ位なら、崩れる事は滅多に無いのですがね!

ご相談者ご本人は、建て替えをご希望の様ですが、「石ですからヒビくらいはいる事もあるんです。

大手なら倍位の値段で売っていても、修理代も取りますよ!」と言われたそうです。

その説明もどうかな~と思うのですが、話の内容からして、相見積もりか何かで、黒御影を安い金額でつくらされて、ヒビくらいでつくり直しをしたくない石材店の気持ちも分かります。

安いからって不良品を頼んだつもりはないお客さんの気持ちも分かります。

私が間に入る訳にはいかないので、出来るのはお話を聞く事くらいです。

ヒビの入る原因を簡単にご説明してご相談を終えました。                                     

石その物に原因がある場合!

早ければ一ヶ月!遅くても3年まで位には結果が出るのですが、一か所だけのヒビでは無くて、複数のヒビが出る事があります。

この場合、ドンドン出てきますので、建て替えが無難です。

今回のご相談者には、他にも無いですか?探してみてくださいとお話しました。

構造上の問題で出来たヒビ!

重い墓石を支える事の出来る強度で、構造が作られていない場合!

墓石の重さを支える部材に多くでやすい。

加工、輸送、施工段階で、破損した部材を誤魔化したヒビ!

引き渡し時には艶があるので、よく見ないと分かりません!

石材店は、施工業者から報告を受けていますので、知っているはずです。

基礎工事の不良!

重い墓石を支えきれずに、基礎が破損して、墓石にヒビが入ってしまいます。

震災後には、頑丈な基礎工事が売りの石材店が多かったのですが、価格競争をしている石材店の安売り合戦が、繰り広げられています。

円安から仕入れ単価が上がった安売り会社が、施工費用を相場の半分で、交渉している情報もあります。

「基礎工事なんか出来上がったら見えないでしょ!地震は保障の対象外だから、そこで費用を削ってください」と言ったそうです。

見えてないところで、商売をしているおごりの様な物なのでしょうか?

営業さん!貴方は、お客さんの求めている墓石も、見えていないですよね!

「半分にしたら、まともな墓石にならないでしょ!」

一体何時からだっただろうか?

多くの石材店が、いい墓石を競って提案した時期は?

もう随分経ったような気がする。

デフレ経済が一人歩きして、消費者が忘れ去られてしまった様に感じるのは!

私だけなのか?

物を買う環境がネットになり、便利で安く買えりようになった反面、人と人との触れ合いが薄れてきているのではないだろうか?

信頼できる物を、信頼できる相手と向き合って、何度も説明を聞いて買う!

単純で平凡な関係を、もう一度見直す時が来たのかもしれません!

お役に立てないことも有りますが、ご相談は無料です。

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