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お墓に刻む文字をご検討される時、和型墓石に刻んである「〇〇家え墓!先祖代々!南無阿弥陀佛!倶会一処!」等の墓石文字をイメージされて、決まったルールが有るとお考えになる方も、多いのでは無いでしょうか?
和墓には、上記の文字が多く使用されて来ましたが、近年、洋墓、デザイン墓をおつくりになる方が増えて、漢字、熟語、英文、故人を偲ぶ言葉等を、自由に刻まれる事が多くなりました。「愛」「絆」「感謝」「ありがとう」等が人気ですが、名字、宗教が代わっても、皆さんで使用出来るのも利点です。
霊園や寺院で、規定がある様な場合を除いては、どんな言葉!彫刻方法!故人がお好きだった花等の絵柄を刻まれても自由です。
想いを込められた言葉をアルファベットで二度彫り!左右のバラは立体彫刻です。
注意する場合!
宗教上の理由で、梵字やお題目を刻むことを求められることが有ります。寺院墓地等で、墓石の大きさや形が決まっている為に、刻みたい文字に制約を受ける事があります。霊園の規定で、竿石(仏石)の正面に、家名を刻むように求められる事があります。
竿石正面に、大きく漢字二文字と、家名を刻まれました。
寺院墓地ではご住職に、霊園では管理事務所に、予め確認されると良いでしょう。
事情を伝えれば、ご希望の文字で許可される事が多い様です。
彫りこみ(通常彫り)の周辺に、線彫りで花を入れられました。
画像は彫りこみ(通常彫り)です。最も多く使用されているのがこの彫り方で、筆に力が入った個所を深く彫ります。
刻まれる文字や字体、文字の色でも、お墓の印象が変わります。画像は二度彫りです。線彫り後に、内側にサンドブラストをします。
雨水や汚れが溜まりにくいので、掃除もしやすい彫り方です。
手間のかかる彫刻ですが、海外加工では彫りこみと同じ料金です。
手書きでのご依頼のお言葉を、二度彫り彫刻でお刻み致しました。
楷書体、行書体、草書体、隷書体、手書きの文字等、字体にも絵柄にも故人への想いを込められる事が多くなりました。
黒御影石は彫刻面が、磨いた面と全く色が違いますので、塗料を入れない事が多いですが、白系やグレーの御影石は、文字が見えにくいので、塗料を入れられることが多いです。
白系が多い関西では、白や黒のペンキ、黒御影が多い九州でも長崎は、ゴールドが多いです。
その他、シルバーの地域もあり、地域でペンキの色が違います。決まりは有りませんので、お好みの色を入れられると良いでしょう。
刻まれる文字の字体(書体)、大きさ、彫刻方法でも印象が変わります。
墓石の文字彫刻と特殊加工ページもご参考にされてください。
自由と言っても、お墓は何代も受け継がれる物です。
故人を偲び、どなたにお参りして頂いても、印象の良い言葉を刻みたいものです。
文字彫刻は、墓石づくりの最後の仕上げです。
刻まれる文字(言葉)で、お墓の印象も変わります。
ご参考になる様に、文字や言葉の例、一文字から言葉、欧文までを一覧にしておつくり致しました。
想いがこもった言葉を、ご検討ください。