騙されるな!墓石の値段と価格 相場の仕組み教えます。

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(投稿日) (最終更新日)

墓石の価格って「わかりにくい」とか「不透明だ」とかよく言われていますよね。

ある人には「50万円くらい」でお墓を建てたと聞いたけれど、同じような墓石なのに、他の人からは「300万円くらい」でお墓を建てたという話を聞くと、お墓を買うのに、「どれだけお金がかかるのか?」不安に思われる方も多いかと思います。

ここでは、同じような墓石なのに、「どうしてこの様な金額の差が生まれるのか?」「どうすればもっと安くお墓を買うことができるのか?」という事を具体例を交えてご説明していきます。

まわりの人はいくらでお墓を建てている?気になるお墓にかかる費用の相場!

「まわりの人は、一体どれくらいの金額でお墓を建てているのでしょうか?」

一番知りたいのに、なかなか教えていただけないのが、お墓の金額です。

墓石に関する消費者意識調査(日本石材産業協会)によれば、「墓石を購入する場合、石材店に求めたいもの」は、「値段が手頃なこと」(57.8%)がダントツ1位でした。

ズバリ、値段=お金ですね。

それでは、まず、「まわりの人は、一体どれくらいの金額でお墓を建てているのか。」 その、参考になる調査データをご紹介します。

※株式会社鎌倉新書 第9回 お墓の消費者全国実態調査のデータより引用

こちらは、永代使用料(墓地代金)を除いた、墓石「工事代金を含む」だけでの金額になります。

40万円~120万未満までで、半数以上の割合を占めており、まさに平均金額の114.3万円あたりが、墓石の購入金額の目安になります。

上記はお墓の種類別平均グラフになります。

納骨堂や樹木葬は墓石よりも安いといったイメージが浸透しているようですが、実際のところはこれくらいしか変わらないという結果となっています。

また、納骨堂や樹木葬はそこに入る人数によって金額が加算されていきますので、ずっと先の事まで考えたら、何人でも入ることができる墓石の方が結果的にはお値打ちになります。

思っていたより高いですか?それとも安いですか?

※これはあくまで、全国の平均値のお話しで、地域差もあり、同じ地域でも霊園や墓地、お墓の大きさで全く違いますので、参考程度にお考え下さい。

お墓を建てるにはまず墓地を決めよう!

お墓の総額は、永代使用料(墓地代)と墓石代金の合計になります。

お墓を建てるにはまず、お墓を建てる場所「墓地」を決めなければいけません。

「自宅から近い場所がいい!」とか「バス停や駅が近くの霊園がいい!」など、今後お参りに行く際に不便にならないように墓地を選択する必要があります。

ここでは、墓地を選ぶ際に知っておきたい基礎知識と注意すべきポイントをご紹介いたします。

永代使用料・永代使用権って何?

墓地を個人で勝手に造ることは、法律(墓埋法)によって禁じられています。

墓地として使用できるのは、地方自治体・財団法人・宗教法人によって経営され、各自治体からの認可を受けた場所のみですから、公営・民営の霊園や、寺院の墓地を使用することとなります。

永代使用料とは、その霊園・寺院の墓地の土地を永代に渡って使用する権利を取得するための料金の事です。

その権利を永代使用権をといいます。

永代使用料とは、永代に渡ってその土地を使用できる「使用料」として支払うお金のことで、「買う」のではなく、「借りる」権利の料金のことです。

墓地を管理しているお寺や霊園の所有物なので、それぞれの霊園や墓地の「使用規定」が契約内容となります。

一般的な感覚では土地を購入するのに近いのですが内容は「借りる」ということになり、不動産のように所有権を買い取るわけではないので、「取得税」「相続税」「固定資産税」等の対象外です。

永代使用料を支払った墓地は、継承者がいる限り永代に渡って使用し続けることができますが、継承者がいなくなり、管理料を支払えなくなった場合、使用権は無くなります。

ここに注意!

永代使用権は駐車場を借りるのと同じで、墓地を使用するための権利を購入しているだけですので、墓所を使用するか、しないかに関わらず、納めた永代使用料が還ってくることはありません。

また、墓地の管理者に永代使用権を返還しても永代使用料は戻りません。

また、使用権を遺族に継承ことはできますが、永代使用権を他人に譲渡・転売することはできません。

永代使用料と勘違いしやすい?永代供養料って何?

永代使用料とよく勘違いされやすい言葉に永代供養料というものがあります。

永代使用料は、土地使用の権利ですが、永代供養料は、永代供養墓や納骨堂など、お墓参りしてくれる人がいなくても、代わりにお寺や霊園が預かった遺骨を責任持って永代にわたって供養してくれる供養料金の事です。

しっかりとした定義がありませんので、寺院や霊園ごとにその内容が異なっています。

墓地を買ったら毎年かかる年間管理費って何?

墓地を購入したら毎年一定の管理料を寺院や霊園の管理者に支払います。

この管理料で、参道の整備や水道料金水回りのメンテナンス緑地、休憩所などの共有スペースの維持管理が行われます。

寺院墓地では、管理料ではなく、護寺会費お布施という名目の場合もあり、寺院によりその呼び方は異なります。

年管理料の相場(2平米)の目安

公営墓地なら年間で、千円~数千円、民営墓地なら年間で1~2万円、寺院墓地なら年間1~2万円ほどですが、地域やお寺によってでそれぞれ違います。

永代使用料は、霊園・寺院の立地条件や開発費用地価交通アクセス設備の充実などが価格に影響します。

その為、都心から近く設備が整っている霊園の永代使用料は高額になります。

また、同じ霊園内でも、墓地の区画が角地の場合だと、お参りや掃除がしやすいため、人気も高く、こういった好立地な区画は他の区画にくらべて割増し料金になっている場合もあります。

その他には、寺院墓地の検討している場合は、ほとんどの寺院では、永代使用権の購入の条件として、檀家に入る事が条件になっている事が多く、将来的に寄付金が発生する可能性がある事なども視野にいれて墓地を選ぶ必要があります。

更に詳しくお知りになりたい方は、墓地・霊園の後悔しない選び方をご覧ください。

石材店の利益率は販売の仕方をみれば一目瞭然!良心的な金額で建ててくれる墓石店の見つけ方。

墓石金額の内訳は

原石の値段+加工代金+施工代金+石材店の利益墓石の金額

となっております。

墓石の価格で、最も大きな金額を占めるのが石材店の利益です。

利益率が高い会社は、それだけ儲けなければ経営が成り立たない「経費率の高い会社」だと言えます。

大手石材店の利益率は70%、中堅や老舗(地元)石材店が60%、良心的な石材店が50%だと言われます。

では何故50%~70%の利益が無ければならないのでしょう?

それは、利益の中に、石材店を経営していくために必要な経費が含まれているからです。

石材店を経営する上で必要な経費

①店舗、展示場、工場等の維持管理費

②営業、事務、施工、TELアポインター等の人件費

③霊園販売における販売権獲得(指定石材店)のための投資

④工場の加工機材、施工機材(ユニック車)の維持償却費

⑤葬儀社、寺院、金融機関等の団体への紹介手数料

⑥比較サイト、紹介サイトの紹介手数料

⑦チラシ、看板、DM等の販促費

⑧メディア(テレビ)等出演料

⑨カタログ作成、郵送料金

中でも③の指定石材店になるための投資には、何千万、時には億単位の投資がされています。

霊園には常駐で営業を行う、営業マンの人件費もかかりますので、投資した分を回収するためには、通常の何倍もの金額で墓石を販売しなくてはなりません。

また、葬儀社・寺院・見積もり比較サイトなどを経由して石材店にたどり着いた場合、その紹介料は墓石総額の10%~30%が一般的で、その分高く売るらないと利益が残りません。

上記の石材店を経営する上での必要経費を、多用している会社・石材店では、お墓の金額は高くなっていると思っていただいて間違いありません。

ただ、墓石業界はこういった大変高い経費率の体質で経営が成り立ってきていますので、昔ながらの経費率が低い石材店の中にも、70%くらいの粗利を取るのが常識とか相場だとかいっている所も未だに残っているので注意が必要です。

あまりにも、高いと感じた時には、他の石材店と見積もりを比較してみましょう。

見なければ損をする!石材店(墓石店)の選び方!墓石の見積書、反則ランキング・ベストテンを参考にご覧になってみてください。

また、費用の目安にしていただける様に参考価格表をおつくりいたしました。

参考価格表①

こちらは、1㎡の広さの墓地に、インド産アーバングレーの石材を使用して、名古屋型8寸和型墓石(外柵付き)を建てた場合にかかる費用の内訳です。

項目 品名 参考価格 備考
石材費 墓石(アーバングレー) 40万円 墓石の大きさ・石材の種類によって金額は変わります。
外柵(アーバングレー) 5万円 1平米のシンプルな外柵です。石材の種類によって金額が変わります。
工事費 基礎工事費 6万円 1㎡の場合です。以後1㎡プラスで2万円必要になります。
外柵設置工事 3万円 石材使用量で変わります。
石碑設置工事 6万円 石材使用量で変わります。耐震用コーキングボンド仕様ステンレスコーナー仕様です。
ステンレス金具一式 8千円 花立て1対とロウソク線香立て
砂利施工費 1万円 1㎡:1万円必要です。広さで金額が変わります。
合計 61万8千円
消費税(8%) 5万2千円
合計 67万円

参考価格表②

こちらは、1㎡の墓地に既に外柵が存在している墓所に、中国産G623の石材を使用して洋型の石塔を建てる場合にかかる費用の内訳です。

項目 品名 参考価格 備考
石材費 墓石(G623) 27万円 墓石の大きさ・石材の種類によって金額は変わります。
工事費 石碑設置工事 5万円 石材使用量で変わります。耐震用コーキングボンド仕様ステンレスコーナー仕様です。
ステンレス金具一式 8千円 花立て1対とロウソク線香立て
砂利施工費 1万円 1㎡:1万円必要です。広さで金額が変わります。
合計 33万8千円
消費税(8%) 2万7千円
合計 36万5千円

上記の価格表はほんの一例ですが、人気墓石ベスト30 価格で考える!墓石選びと費用!にも具体的な金額が掲載してあります。

ご自身のイメージに近いお墓の大きさ、デザインがございましたらご参考にしてみてください。

ここより先は、お墓の価格が決まる仕組みどうやって自分がほしいお墓を作っていけばいいのかについてお話しいたします。

石材の種類ってたくさんあるけど、高い石と安い石の違いって何?

石材の種類は、国内産の墓石材だけでも数十種類以上、外国産の石材では250種類以上が墓石材として使われています。

外国産の石材は、中国、インド、南アフリカ、ヨーロッパ、韓国、アメリカ・ウルグアイ・ベトナム等、世界中の石材が使用されています。

近年、墓石の多くは、硬くて、磨けば美しい御影石でつくられています。

御影石とは?

御影石とは、もともとは兵庫県六甲山麓の御影町で採れる石材の事でした。

現在では、花崗岩だけでなく,閃緑岩,斑レイ岩,閃長岩など完晶質の深成岩のすべてを指して用いられる言葉になってしまったため、本来の御影町でとれる石材を本御影と呼んで区別しています。

最も安い中国産の御影石を使用したとしても、御影石である以上、壊れることはまずありません!

墓石が割れたり、ヒビが入ったりするケースは、予め割れていた原石を使用した場合や、寒暖の差の大きい地域で「吸水率が高く、水はけが悪い石材」を使用して墓石を作ってしまった場合などです。

安山岩の本小松石凝灰岩の大谷石は、深成岩ではありませんので、柔らかく経年変化が早いです。)

国産(日本産)の石は高品質だから高いの?

「日本の風土には、日本の石が合うから、日本の石を選んだ方がいいですよ。」といったセールストークで国産墓石を高額に販売している石材店がありますが、石材は採れる国や地域で性質が変わるわけではありません。

ですから、必ずしも日本産だからいい石であるとは限りません。

実際、国産の石は、耐久性があり、見た目も美しい石が多いですが、経年変化が大きく、すぐ変色してしまう石材もあります。

逆に外国産でも、硬くて水を吸わない経年変化の少ない高品質な石材もあります。

国や産地、金額で石の良し悪しが決まるわけではありませんので、こういったセールストークに惑わされないでください。

人気がある硬くて、美しさが長続きする石を見分ける単位(目安)として、吸水率圧縮強度見かけ比重があります。

吸水率は、10cm×10cm×20cmの直方体の石を48時間水に浸し、浸水前と浸水後の重量の差を、浸水前の重量で割った値です。

数値が率い程、水を吸いません。

圧縮強度は、石がどれだけの力に砕けないで、耐えられるのかを計測した硬さの目安で、硬度は「N/cm2」で表されます。

見かけ比重は、一定の体積あたりの質量を算出した値で、重い石のほうが強度もあると考えられています。

墓石は常に外で風雨にさらされ水を吸います。

吸った水分が石の中に残り、残っている水分の凍結などで、面の組織が壊されてもろくなります。

抜けなくなった水分で、石の色が二層に分かれてしまう変色や光沢の低下の原因になります。

一般的に白御影石より黒御影石の方が、吸水率は低いです。

つまり水を吸わない石は、密度が高く、経年変化で変色しにくいといえます。

密度の高い石は、硬くて重いので、風化・劣化に強く、磨くほどに美しくなります。

詳しくは、必見!失敗しない墓石(お墓の石)の選び方をご覧ください。

それぞれの墓石の種類のデーターは、墓石の種類一覧をご覧ください。

多くの方が墓石に求められるのが、耐久性が強く、経年変化が少ない石材です。

しかし必ずしもこの二つの条件で、石の価格は決まりません!

確かにこの条件を満たしている石は、人気があり需要も高いので、価格も高くなりますが、満たしていなくても高額な場合もあります。

それは、希少価値が高い石材です。

希少価値が高い石材とは?

希少価値が高いとは「手に入りにく」という意味ですが、石材業界では2つの意味があります。

ひとつは、採掘量が少なく手に入りにくい石材、もうひとつは、歩留まりが少ない石材です。

採掘量が少なくて手に入りにくいというのはイメージしやすいかと思いますが、歩留まりが少ないというのは石材業界の方でないと、イメージし辛い事かもしれませんね。

歩留まりというのは、同じ大きさの原石ブロックから、墓石に使える割合の事です。

同じ量の原石から、60%使用できる石と30%しか使用できない石を比べたら、30%の石の方が希少価値が高くなります。

原石には、キズ、ナデ、オビ、玉等(木で言うと節や年輪の様な物)があるため、それを交わしながら墓石は作られます。

そういった部分がでてきてしまったら、また最初から作り直さなければいけない訳ですから、同じ大きさの部材をつくるにも沢山の原石と手間が必要になります。

例えば、石のダイヤモンドと呼ばれる、世界一高額な墓石材の庵治石(香川県産)は、東西南北に傷があり、ブロックの5%程しか歩留まりがありません。

それを日本の職人が削っていって、おかしな物が出てきたら、最初からつくり直しになる訳ですから、庵治石が世界一高額な墓石材になる理由です。

どんな物でもそうですが、人気のあるものが高く、人気が無ければ安くなります。

石も例外ではありません!

採掘量が少ない石や歩留まりの少ない石は、需要と供給の関係で、価格が高くなります。

ゴマカシ加工とは?

墓石を安くつくる為に、キズなどが出てきても、取り変えをしないで、石の使用量を抑える方法として行われるのが、ゴマカシ加工です。

薬品や色付けをして、粗悪品の石を取りかえないで加工をして原価を抑えてしまう反則技を行っている業者も存在します。

詳しくは、お墓のゴマカシ加工とは?をご覧ください。

同じ名前の石でも全く別物?石の等級(ランク)って何?

海外の石の場合は、同じ石種でも大きく分けて、良品と粗悪品に分かれます。

例えば、関西で人気の黒龍石(黒龍江省で採掘された石)では、G1704、G1716系は評価が高いですが、丁場も100か所を超え採掘時期でもバラツキがあります。

G1790、G1791系は吸水率も高く、極端に品質が落ち値段も違います。

同じ黒龍石という名前ですが、性質も金額も全く異なる石材が存在するということです。。

こちらは中国白御影のG603の丁場です。

こんな近くですが、右の丁場と左の丁場で石の色が若干ですが違います。

同じ丁場の中でも色や石目が異なる石材が存在しまうので、1基の墓石は、同じ原石のブロックからつくらないと色や石目が変わってしまいます。

寄せ集めの石で、石目を揃えずに、安くつくった墓石は、何年か経過すると、部材で色が変わって見える事があります。

日本の石の場合、同じ名前(産地)の石でも、等級(ランク)によって価格が違います。

例えば「大島石(愛媛県産)」であれば、大きく分けて4種類の等級に分けられます。

大島石の等級

  • 特級

  • 一級

  • 二等

  • カレイ

「カレイ」は大島北東部にあるカレイ山、「二等」は大島北西部にある吉海町にて採掘しており、地域で分かれていますが、特級と一級はどちらも宮窪町の丁場です。

各業者が採掘した原石を自社で「特級」または「一級」と等級を決めています。

このように同じ「大島石」という石材であっても、採掘している場所が違ったり、採掘した業者の判断によって、等級が変わってしまいますので、かなり曖昧で分かりにくいものです。

等級でどれにしようか決めかねている場合は、原石のサンプルを石材店に取り寄せてもらって、その中で自分の気に入った石材を選ばれるのがお勧めです。

石材の種類を変えるだけでどれくらい金額が変わるの?

「石の種類でどれくらいの金額の違いがあるのか?」と言ったご質問がよく受けます。

例えば、関東型和型9寸墓石で、御影石の中で最も安価な中国産G623を使用した場合の墓石代金を50万円だったと仮定しますと

その墓石の大きさのまま、石材を国産材ブランド石、愛媛県産伊予大島石の特級に変えたとしても90万円ぐらいです。

原石のブロックの価格は6倍以上違いますが、価格は倍にもなりません。

庵治石(香川県)の様な一部の希少品を除けば、墓石の大きさが同じ場合、このくらいの金額しか変わりませんので、ほとんどの石材がこの価格帯(プライスレンジ)に入ります。

詳しくは、墓石の価格(値段)を、比較(騙されない為の処方箋)をご覧ください。

墓石の才数って何?才単価と石材使用量の関係!

パッと見の大きさで、墓石が大きければ高額になり、小さくなれば安くなるだろうというのは誰でも想像できるかと思います。

ただ、どれくらい大きさに差があるのかいうのは中々イメージしにくいのではないでしょうか?

そこで、石材業界では墓石の大きさを表す指標として「才数」という単位を利用しています。

「才数」とは石材の使用量を表す単位で、昔ながらの尺貫法(尺・寸)が基準となっています。

縦1尺×横1尺×高さ1尺の立方体を1才(30.3㎝×30.3㎝×30.3㎝=27818.127㎤=0.0278㎥)といいます。

10才は、1石(1才0.0278×10=0.287㎥)になります。

つまり、お墓の才数の合計が30才であれば、1尺の立方体のものを30個使用して、お墓をつくったと言う意味になります。

業者間と小売店で使用されている才単価は意味が違う?

業者間で使用する場合の才単価は、才単価原石の価格+加工料+物流費+石材商社のマージン(仕入が工場直接であれば、商社マージンはかかりません)で、小売店の仕入れ金額です。

石の良し悪し、加工の方法、商社の益率で価格が違います。

小売店が販売に使用する才単価は、才単価小売店の仕入れ金額「業者間の才単価」+施工代金+小売店の利益を足した金額です。

この場合、才単価が50,000円の石材を使用したとすると、墓石を大きさ「才数」が10才だった場合、

才単価50,000円×10才(墓石の才数)500,000円なので、小売店の販売価格が500,000円ということです。

「小売店の才単価」大変分かり安く感じますが、墓石の大きさが変わると、この才単価が変わってきますのでご注意ください。

アバウトな概算ですが、上記の50万円の墓石の内訳を仕入金額15万円+施工代金15万円小売店利益20万円50万円とします。

墓石の大きさを30才にした場合 仕入金額43万円施工金額25万円石材店利益32万円100万円くらいが相場で才単価50,000円×30才で150万円にはなりません。

仕入金額も才あたりの物流コストが下がり、10才でも30才でも施工をする為に必要なユニック車・機材・現地まで行く回数は同じです。

良心的な石材店なら3倍の60万円を儲けようとはしないでしょう。

したがって、才単価は100万円÷30才=約33,300円になります。

石材使用量「才数」は、使用した石材の量であって、墓石そのものの体積ではありません。

縦×横×高さが30.3㎝の立方体を何個使って墓石をつくったのかという計算になります。

例えば、三角錐のデザイン墓石をおつくりすると、削り取られた部分の石材も使用量に含まれます。

墓石はノミで切り落として加工して行きますから、ロス部分で何か他の部材をとる事が出来ないからです。

三角柱の体積の部分だけでなく、直方体すべてが石の使用量になります。

当たり前のことですが、小さい墓石は安く、墓石が大きくなれば、石材使用量、加工費、物流費、施工代金が増えますから、墓石の価格は上がります。

ここに注意!

国産材・外国材を問わず、石種によっては大きな石が採掘されないために、大きな部材を注文すると、納期や金額が割増しになる場合があります。

大半が8尺(240㎝)の大きさの原石ブロックの石種で、300㎝以上の部材を要求すると、大きな原石を探さなくてはなりませんので、その大きさが希少価値になります。

墓石のデザインで金額は変わるの?

墓石の形や大きさは、地域によって大きく差があります。

一般的に和型墓石は石の使用量が多めで、標準型の洋型墓石は石の使用量は若干少なくて済みます。

ただ、近年のデザイン墓石は、和型よりも石材使用量が多くなることもあります。

デザイン墓石が高額な理由!

デザイン墓石は、立方体を積み上げた形と異なり、オリジナル性豊かなカットや曲線を使用する場合が多いので、石材使用量が増えたり、特殊加工や手間のかかるデザインを使用すると、通常の加工代金とは別で費用が発生します。

影彫り・象嵌・立体彫刻・蓮華台・銀杏面加工などは特殊加工に分類されますので追加料金が発生します。

墓石の文字彫刻方法と特殊加工を参考にしてみてください。

またデザイナーズ墓石は、そのデザインに対してのロイヤリティが発生しますので高額になります。

勝手にデザインを盗んだりすると、著作権侵害になりますので、注意が必要です。

納骨形式の違いによっても金額が変わる!

納骨形式は地域で違いますので、納骨室(カロート)の作り方や広さで、石材使用量や施工代金が変わってきます。

※はっきりとした境目があるわけではないですが、関西、名古屋を中心に、土に還すタイプの納骨室、富士川から東の地域や九州地方は、骨壺での納骨が多いです。

・地下カロートのお墓にしたいのか?

・地上カロートのお墓にしたいのか?

・骨壺の大きさ何寸なのか?

・何個分の骨壺を収蔵したいのか?

など、ご家族で前もって相談しておきましょう。

地下納骨タイプのお墓

地上納骨タイプのお墓

低床型デザイン墓石

近年、耐震性が強く石材使用量が少ない低床型のデザイン墓石が増えて来ています。

和型の場合は、形が似ているので、墓石の高さ、外柵の高さ等を、どうしてもお隣と比べると気になってしまう場合があります。

洋風墓石やデザイン墓石は、隣接するお墓の大きさを気にすること無く作る事ができますので、石材の使用量をコントロールしてお値打ちに作る事ができます。

地上(GLより上)に納骨室をおつくりすることも、地下におつくりすることも出来ます。

詳しくは、墓石の文字彫刻方法と特殊加工お墓(墓石)の構造と、構成している各部の名称をご参考になさってください。

複雑なデザインにすると墓石は高くなるの?

複雑なデザインの墓石を作りたいと思ったときに、まず初めに知っておかなければいけないことが、「国内で加工する場合」と「海外で加工する場合」では、同じデザインであっても大きく金額が違うという事です。

海外で加工する場合は、「蓮華台」の様な複雑な加工や「銀南面加工」などの特殊な加工でなければ、余分に加工賃が必要になる事がありません。

ただ、国内の工場で製作する場合は、同じデザインであっても、加工の難しさによって料金が割り増しになります。

上記の花立てを例にあげると、海外加工であればどちらの花立ても料金は同じになりますが、国内加工だと右側の花立ては料金割り増しになります。

左の花立ての様に、立方体を直線的にカットした形「かくもの」であれば、海外で加工しても、国内で加工してもそんなに料金に違いはありません。

日本の石を海外まで運ばなくてはなりませんので、海上運賃を含めると、そんなに違いがないからです。

ただ、右の花立ての様な形「やくもの」と言う丸い曲線的な加工になると、国内加工では、1パーツで何万円も加工賃が跳ね上がります。

そのため国内加工の場合は、墓石の仕様やデザインが決まらないと見積りが出るのにも時間がかかります。

紛らわしい言葉「国産墓石」とは?

国内で採れた石材を国内で加工された墓石を「純国産墓石」とか「国内産、国内加工の墓石」と言います。

日本で採掘された石を、中国加工した墓石を「国産墓石」「日本の墓石」と言う曖昧な表現して販売している石材店がいますので注意してください。

最近では、加工の難しい「やくもの」だけを中国で加工して、直線的な墓石本体を国内で加工する「ミックス加工」がされるようになりました。

「実質的な変更を加える加工または製造」を行った国(地域)という「実質加工」基準からすれば、消費者に告げる必要は無いかもしれません。

しかしその説明がなされずに「純国産墓石」であるかのように高額販売されている石座店がいますので注意が必要です。

国内加工でも安くつくる方法はありますので、墓石を国内加工するメリットと安く作る方法を参考にしてみてください。

墓地を購入する際は、工事のしやすさも気にしておいたほうがいい理由とは?

お墓を建てるときには、墓石代金だけではなく工事費というものが発生いたします。

工事費は、どこの墓地に建てる場合でも同じというわけではなく、墓地の場所や立地条件、大きさによって金額が変わってきます。

どういった場所だと工事費用が余分にかかるの?

墓石の工事を行うにはクレーンが必要になります。

クレーンを搭載しているユニック車は普通自動車が通れる幅の道幅があれば何とか通れるので、自動車が通れる道から墓地までの距離がどれくらいあるのか?が重要なポイントになります。

近くに道路がない場合は、車を止められる位置から、墓所まで、キャタピラーなどで運搬する必要がありますので、墓所までの道幅、途中に階段があるのか?などがポイントになります。

また、近くまでキャタピラーで荷物を運搬できたとしても、周りに墓石がひしめき合っている場所だと、小型クレーンを使用できない場合があります。

機材が使用できないときは、三脚などをつかって、人力で墓石を建て上げなくてはならなくなりますので、職人の人数が必要になり、人件費が余分にかかったりもします。

※山の斜面などの墓地で大型のクレーンを使う場合や、人件費が余分にかかる場合だけは別途費用がかかると覚えておくといいでしょう。

日本は地震大国!墓石にも耐震施工・耐震構造は欠かせない

大きな震災で墓石の倒壊が発生した場合、多額の修理費や建て直しの費用が発生したり、隣接するお墓にご迷惑をかけてしまう事もあります。

石材店によって使用する資材が違いますが、主に使われている物は、耐震用のコーキングボンドセラミックボンド耐震ピン免振ジェルステンレスコーナー金具パワーアンカー等です。

墓石の大きさ、構造、デザインに合わせて必要とされる耐震施工を行います。

金額的には3~6万円くらいです。

墓石の図面を作成する段階から、強度計算を行って設計する必要があります。

施工方法だけではなく、構造上の強度も考えて、提案してくれる石材店に相談しましょう。

できるだけ安くお墓を建てたいと思っている方も多いと思いますが、石材使用量を削りすぎたり、施工方法で手を抜けば、譲りたくない強度に目をつむる事になります。

僅かな費用で安心が買えるので、耐震性については疎かにしない様にご注意ください。

墓石の基礎工事・耐震施工と費用(価格)を参考にされてください。

必要以上の基礎工事を行うのは過剰品質です!

出来上がってしまえば見えなくなる部分ですが、長い年月に渡ってお墓を支える基礎工事は大変重要です。

墓地の地盤状況や、墓地の広さ、墓石の大きさ、お客様のご要望で施工の方法や金額は変わってきます。

ただ、やみくもに過剰な基礎工事を行っても費用の無駄になるだけで、お墓の大きさにあっていない基礎工事は過剰品質になります。

過剰品質な基礎工事とは?

例えば基礎の厚みの場合ですと、墓石の石材使用量が30才であれば尺基礎(30㎝)もあれば十分な基礎の厚みですが、10才の墓石に尺基礎は過剰品質です。

10平米以上の広い墓地に、小さな墓石をつくる際、布コンクリート工法で墓石が乗る部分だけに基礎工事を行います。

墓所の基礎を全て鉄筋コンクリートで覆うベタコンクリート工法は、墓所全体で墓石を支えますので強い基礎ですが、大きな墓石でない場合は、費用がかかり過ぎるので、費用対効果を考えるとお勧めできません。

墓地の地盤がゆるい場合は地盤改良パイル(くい打ち)コマブロックD-BOX工法等がありますが、施工方法で金額が変わります。

基礎工事の費用は、地域で違いますが、1平米で6万円程度で、それ以降、1平米追加ごとにプラス2万円くらいが相場です。

(1平米でも業者がトラックで墓地まで行かねばなりませんので割高になります。)

詳しくは、墓石の基礎工事・耐震施工と費用(価格)を参考にされてください。

あとがき

今日では、情報や販売が変わって、消費者の購買のスタイルも変わりつつあります。

車や保険もネットで安く購入出来る時代になってきました。

お墓も同じです。

誰だって80万で買える墓石を200万で買いたくは無いですよね。

だからといって、安くても粗悪品を購入したくはないはずです。

ですから、まずは適正価格でいいお墓をつくってくれる石材店を見つけましょう。

いいお墓づくりは、いい石材店選びからです。

どうかこのページを参考にして頂いて、いいお墓をお値打ちにお建てください。

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