菩提寺 (ぼだいじ)
代々その寺の宗旨に帰依して、(先祖の)位牌を納めてあるお寺で菩提所とも呼ばれます。
菩提とは「死後の冥福」を指し、菩提を弔う寺院という意味です。
檀那寺、旦那寺(だんなでら)は、檀信徒(檀家)の布施、すなわち檀那(旦那)によって運営される寺のことです。
江戸時代の寺請制度によって、多くの庶民は経済的支援をする寺と先祖の墓を管理してもらうそれが一致するようになりました。
葬式や法事をお願いする寺院でもあり、宗教儀礼に関してはすべてその宗派の作法で行います。
菩提寺があり、そこへ納骨する予定でいる場合には、必ず菩提寺に連絡を取って、葬儀や戒名をお願いする僧侶や寺院の紹介を受けます。
または、葬儀の際には俗名にして、後日菩提寺に戒名をお願いする方法があります。