般若心経 (はんにゃしんぎょう)
般若の心髄についての経典であり、ここでいう般若とは「悟り」のことです。
玄奘(三蔵法師)が西域(インド)から持ち帰った無数の仏教経典から編纂された経題名を「般若波羅蜜多心経』といいます。
一般的には「般若心経」と略称で呼ばれ、さらに省略して『心経』(しんぎょう)と呼ばれる場合もある。
「仏説」(仏(釈迦)の説いた教え)や「摩訶」(偉大な)の接頭辞をつけて「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)や「摩訶般若波羅蜜多心経」(まかはんにゃはらみったしんぎょう)ともいわれます。
日本では天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・浄土宗などで広く読まれるお経です。